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家族内権力の譲渡
同居かどうかは別として、要するに爺婆がいつまでも家族内権力を手放さないでいる「家」はいろいろ問題がありますね。
たいていはソコにお金の問題が絡んだりします。
どうやらお金と権力は一度手に入れると、特にセットになっていると、もういいか……とはならず、もっともっと……となり、執着が強くなる(正気を失っていく)ようです。
そういえば、信田さよ子さんは「家族のゆくえは金しだい」って著書を出していましたし、新しい著書には「家族と国家は共謀する」ってのがありますね。
家族内利権は、まるで今の日本を象徴していますね。
国家というくらいですから、家と国はフラクタルに重なっているんですね。
まぁ、国の在り方と家族の在り方が重なっているなんてのは昔から言われていることですけどね。
年寄りはね、テキトーなところでちゃんと弱って利権を次の世代に任せていかないといけないのよ。
ホントは最初から次に任せる金も権力もない方がいいんだけどね(^_^;)
いつまでものさばっていると、ソコ(家族、国)は停滞し腐敗し衰退していくんだな。
赤瀬川原平さんの「老人力」じゃないけど、爺婆らしくもうろくしたらとっとと次の世代に任せて身を引く力が「爺婆力」なんだろうと思いますが、厄介なことにもうろくすると自分がもうろくしていることがわからなくなってしまうので、もうろくする前に潔く譲渡した方がいいね(^_^;)
……で、青木さやかさんの「大ベテラン」のネタじゃないけれど「大ベテラン」として謙虚に死んでいけたらハナマルね(^_^;)
え? わたし?
しぶとくのさばろうと思いますが何か?(^_^;)