リーダーでいる時間
こんにちは、デジタルアート第6弾です!
「オンとオフの区別をつける」、「ビジネスとプライベートの線引きをはっきりする」、これまで大切なことだと思ってきましたが、じゃあ、業務が終わって仕事仲間や部下と食事に行くときはどっち?自営業で家族と共に働くお父さんがその家族と家でいっしょに過ごす時間はどっち?
私はこれまで前者は”オン”、後者は”オフ”だと位置付けてきました。
でも、あるとき仕事仲間や、同じ仕事に関わる身内となんだか関係がうまくいかなくなってきたことがありました。
私には困った時にいつも頼りにさせてもらう、とても信頼している友人がいるのですが、その友人に相談してみたところ、「できるだけリーダーでいる時間を増やすといい」とアドバイスをもらいました。(「リーダー」は、私の場合、仕事上の立場がマネジメントであったため。)
実際に自分の中で、”リーダー”でいる時間を意識して増やし、同じ仕事に関わる家族とコミュニケーションをとるときも”リーダー”でいるつもりで接するようにしてみました。
なんだか、家族と話すときも仕事モードってちょっと冷たいように感じるかもしれませんが、結果的に関係が改善されました。
おそらく、家族や身近な存在の人ほど、「自分のことをわかってもたいたい」、「相手の気持ちを深く理解したい」、と無意識に思ってしまい、ついつい踏み込みすぎたり押し付けすぎたりしてしまっていたんですね。
私の場合は、”オン”の意識でいることで、相手との距離感、身近な人にわかってもらいたいという欲求(私の場合は強すぎたんですね)が改善されました。
これって人それぞれで正解は違って良いものなんだなって思います。
もし、私のように「身近な相手とうまくいかない」と感じる場合、私のように”オン”でいる時間を増やしてみると良いかもしれません。
アートテーマについて
今回の絵は私たちの世代でおなじみのゲーム「ドラゴンクエスト」から勇者の兜を題材にしてみました。
やっぱり”リーダー”を演じ続けていても、どこかではすっきりとその兜を脱いで、オフの時間を過ごしたい。勇者だって兜を脱ぐときはあるよ!というメッセージを込めてみました。
ちなみに、スマートフォンでドラゴンクエストウォークというゲームがあります。ポケモンGOのように街にくりだして歩く位置情報ゲームで、私も運動不足解消のために始めてみました。しばらくは、歩くことを楽しめそうです。
描き方について
今回もiPad ProとApple PencilでProcreateのアプリを使用しています。
いつも基本的に、下書きレイヤーは鉛筆やペンのブラシを使い、その上に別のレイヤーを重ねて絵の具のようなブラシや水彩ブラシなどを使い分けて色をのせています。
今回はこれまでに使用したテクニックで描いています。
イラスト風に描いている兜の部分は下のHalloweenの記事をご覧ください♪
誰にでも本当に簡単に描けるやり方を紹介しています!
星空の部分はこちらと同じように、夜空のグラデーションを「ぼかし」で、星をブラシで描いています。
絵のポイントまとめ
今回の絵を描く際に使用した機能・ブラシなどをまとめています。「私も描いてみたい!」という方はぜひご参考にどうぞ!
◆下描き
「スタジオペン」で形を描いています。
Halloweenのイラスト風の絵では「鉛筆6B」を使用していましたが、よりはっきりしたラインにしたかったので今回は「スタジオペン」にしました。
筆圧によらない均一な太さにするには「モノライン」の方が良かったかもしれません。
綺麗なカーブや直線を引きたい場合はペンを少し止めると自動的に描くことができます。
◆兜のカラー
青、黄、赤(宝石みたいな部分)の3つの色に対して、「ベースカラーのレイヤー」「濃い色と明るい色のレイヤー」に分けて描いています。(これはぼかしツールを上手に使えばレイヤーを分けなくても良さそうです。)
ベースカラーは「固いエアーブラシ」を使用しています。
濃い色と明るい色は「ブラシペン」を使用しています。(ぼかしツールも使用)
◆兜の陰影
兜に光が当たって後ろにできるカゲの部分は「ソフトブラシ」を使用しています。
兜自体の全体の明るい部分と暗い部分を効果的に表現するために、1番上にレイヤーをひとつ作成し「オーバーレイ」の設定にしています。このレイヤーにソフトブラシでおおきく黒をのせて陰をつくり、白をのせて光があたっているように見せています。
兜のレイヤーに対してマスクをクリップしておくと兜にだけこのレイヤーの効果をかけることができます。
そのために、兜のレイヤーをひとつのレイヤーにまとめておく必要がありますので、念のため兜を構成するレイヤーをグループ化して複製しておき、「下のレイヤーと結合」でレイヤーをひとつにまとめていきます。
◆星空
空は複数の色をつけた後、「ぼかし(ガウス)」の効果を使用しています。
星は「輝度ブラシ」を使用しています。
最後に
最後まで読んでくれてありがとうございます!
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