「めんどくさい」はめちゃくちゃ便利な魔法
言葉は魔法です。
人は普段自分が使う言葉でできてる、そんな本が出ていますが、前からわたしもそう感じていました。
最近わたしは気づきました。
ある日わたしはボールペンを使って何か書いていました。
使っていたら、インクが出なくなった。他の色のインクへ切り替えるとき
「(めんどくさい)」
と、確かに心で呟いている自分。
「(え、ボールペンの色切り替えるだけなのに、めんどくさいって思ってる。)」
気づいて驚きました。
何かしなきゃいけないとき、高確率で「めんどくさい」と思ってしまう自分。
そこで、いつもわたしの行動を妨げる「めんどくさい」がどういうものなのか、一度考えてみました。
①めんどくさいは汎用性が高い
→あらゆる状況、場面で使える
②お手軽すぎる
→口で言うのも、胸の内で唱えることもできる。使用には己の身ひとつだけで足りる。大きなエネルギーもいらない
③行動をやめさせる力
→めんどくさいを使うと仕事ができなくなる
なんという魔法でしょう。
めんどくさいは、ついつい皆が使ってしまう要素が含まれたとても使いやすい魔法なんです。
しかもその効果はネガティヴなもの。
ゲームで言ったら、この魔法を使うことで対象の動きを封じることができちゃう、みたいな感じです。
めんどくさいについて考えてみて、これまでわたしが行動をするとき必ず
「めんどくさい」が壁になっていたことにも気づきました。
そこで、めんどくさいに
わたしなりに新しい定義を付け加えることにしました。
「めんどくさいが出てきたときはそこがターニングポイント」
「めんどくさいは幻想」
めんどくさいと思ったとき「これは行動をする時なんだ」と思えるようになって
少しずつ生活が変わってきたように思う