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指す将順位戦1回戦 ふりかえり

読んだ本の感想なんてnoteにかかん!

はい。こんばんは。
前回の将棋を雑に振り返ります。

対戦相手は名前だけは知っているゆきさん。
2年前くらいは初段だったよねーくらいのイメージでした。

将棋の内容はどうやら振り飛車党ということをmiyaさんの内緒ノートで見ました。
見てしまいました。
見るなって言われていたのに。

まあそんなことはどうでもいいんです。

まずはどう戦うかどうか。どういう風に気を持っていくかが重要だった。

当日まで「まあそれなりに頑張ります」という状態だった。
そんな時は頑張らない。盤に向けば気が向くかどうか。それ次第だった。

今だからこそ言うが、前期の最後のブースト残留。
あれはネット将棋をやるのに扇子を持っていくことにしたのだ。
リアルで将棋を指す時は扇子なんて使わない。
しかし扇子を持ってから勝ちに勝ち。奇跡の残留を起こしたのだ。
別にルーラーシップの話はしていない。

今回も扇子を取り出した。
15分前からバタバタと扇ぐ。蒸し暑い夜だった。
24の大阪道場に入りながらバタバタ扇ぐ。
「間違って遅刻しないかな」と思いながら扇ぐ。

今日の作戦を考えながら扇ぐ。
相振りなら後手を引く方がまだ良い。知らない相手ならなおさら。
しかし先手を引いた場合どうするかを考える必要があった。
扇ぐ。
名前しか知らない相手。しかもA1でレートが低いプレイヤー。
果たしてどこまで研究してくるのか。
扇ぐ。
決めた。里見流のようにしようと。

あれを知っている訳では無い。
しかし昔から相振りには強いのではないかと研究した時期もあった。
知らない相手ならビビるであろう。
深さで勝負することにした。

時は残酷。遅刻なんてすることなかれ、定刻で将棋が始まった。帝国です。

先手後手を時を置かず見る。先手だ。
決めていた初手を指す。▲68銀。
残り持ち時間は15:00。神速の初手だ。

なんか変な形になったなあと思いながら
誰に力戦売ってるんだろうかとも思ってしまった。

しかし変な形にしてるのは相手なので焦らず。

そして少し進んでこの形。
36歩は楽観視しすぎていた。危機感が足りない。

この局面で変えて34角を危惧していた。
読み抜けしていたのだ。しかし抜けていたならしょうがない。
読んでましたよというふうに78角を打つ予定だった。

この67歩で相当硬くなったと思った。
手順前後やら悪手やらを経ていたが、これで安心な形に。
アンシンアンゼンアンシンアンゼン。

そして最後は吊し桂。

将棋をふりかえって100点満点で点数を付けるなら15点くらい。
序盤の組み立ても中盤のねじりあいも、時間配分も下手。

褒められた将棋ではなかった。
が、勝ち。

勝ちに不思議の勝ちあり。
サンキューノムさん。

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