エントリーチャンスとこれが無くなった場合の行動
エントリーチャンスとは
エントリーチャンスとは自己手法を使ってこの価格まで来たらロング、ショートするといった利益が出る可能性が考えられる中で最も高く最適なタイミングを指します。
スイングトレーダーはデイやスキャよりエントリーチャンスを練って準備しておく必要があります。値動きの方向を間違えた時に抱える損失が大きいからです。デイトレーダーやスキャの方はその場でエントリーチャンスなのかそうでないのかを即座に判断しなくてはならない場面がとても多いですが、スイングは即座に判断してトレードすることが少ないのはメリットです(個人的に)。
私は短いローソク足で相場を分析して「ここから上昇する!、ここから下降する!」と連続で判断して長い時間トレードしているといつの間にか長期の目線を見失ってしまうので、スキャやデイトレードは向いていません。だから現在はスイングトレードにしていますし、スイングトレードがピッタリ合っていると感じています。
エントリーチャンスが無くなった時
エントリーチャンスが無くなった時というのはどういうときでしょう?
それはエントリーチャンスを探す作業をサボっている時か、本当にエントリーチャンスが近場で全く無い場合に分かれます。
ここで自分に質問してみましょう。
あなたは最近エントリーチャンスを探す作業を丸一日使ったかどうかを。NOならサボっているのが理由なだけで実際に探したら資産が一気に10倍まで増えるような神エントリーチャンスが見つかるかもしれません。
YESの場合はもう一度探してみましょう。それで無いなら我慢するターンが来たということです。我慢して待つことだけが生涯収益率に傷を増やさない、そして資産を増やす最強の方法となります。
「我慢もトレードの内」と上手いトレーダー達は口を揃えて言っています。
下手なトレーダーはこれができずに、エントリーチャンスを練らずに雑なエントリーチャンスでポジションを取ったり、我慢するターンなのに無理なポジションを取って数年も経たないうちに退場します。私もこの行動をして大きい損失を抱えたことがあります。
前提として「自分の手法が安定していてエントリーチャンスの確度が高い」がありますので初心者は自分の手法をまず確立させて安定させて不動のものとなることを目指してください。手法は完成せずに完成を目指すもので、聖杯には絶対になり得ないことに気をつけてください。