スプラに興じるおばさん2人の話<スプラトゥーン2>

スプラトゥーン2に関わるようになり、これまで体験談的なものを書いてきたのだが、私のひとりごとの中で関わりが深いもののまだご紹介できていない人物が1名いる。努力家の彼女との出会いもまた、私のスプラ人生を大きく変えたものになるので記載しておこうと思う。

彼女(Jと呼びます)と知り合ったのは自分の主催するグループなのだが、数か月しばらく一緒に遊ぶことはなかった。急接近したきっかけは、ウデマエXのときに付き合ってくれたドラクエ兄さん(先の大会のリッター使い。もうnoteでは彼をこのニックネームで統一しようかな)と遊んでいたときに漠然と4人の固定で遊びたいなーと相談しはじめたことにある。ドラクエ兄さんも同じく固定で遊びたいという願望があったようで、私たちの意見は一致。そんなこんなであと2名を探すこととなった。

と、探すまでもなく、ドラクエ兄さんが私に勧めてきたのが、彼女Jだった。遊んでて楽しいよー、通話してておもしろいよー、上手くなりたいと思ってるよー、ブキも練習中だよー、ウデマエは同じくらいかちょっと上手いかな、みたいな何もかもピッタリとハマったことがきっかけだった。「みーつけた」という言葉は彼女を思い浮かべたときに一番最初に頭に浮かんだ言葉だ。

ここからどうやって誘うかとか悩まないのが私、ある日突然DMで「リグマ行きたいから時間作って」とお願いして調整、ペアリグに行った日に突然告白である。
 かー「固定組みたいから一緒にやってほしい」
 J「あ、はい、いいですよ」
このくらいシンプルなやり取りで決まった。条件は何もない。一緒に遊びたいという気持ちが一致していたんだなと分かった瞬間だった。

ここまでは何の面白みもない話であるが(そもそも今回面白くなるか書いててもわからない)、彼女Jは固定を組んでから、ガチマで努力し、師匠と呼ぶ人も何人かお願いして指導を仰ぐようになった。その結果、固定で一番早くオールXになったし(そもそも固定メンバーでオールXになったのは彼女しかいない)、他の趣味もあったのだがその時間をスプラに注いでいた。お互いのプレーの善し悪しを話したり連携したりとどんどん仲良くなり、ここからが40代で知り合った女同士っぽいのだが、持病のことや老後の不安や旦那とのかかわり方、子どもの教育等々いろんなことを話せる仲間となった。なお旦那とのかかわりについては愚痴というより惚気やネタのような話が多いのが我々の特徴である。

いろんなことを話し仲良くなったので、Jとはコロナ禍になる前に会うこともできた。一緒に会った際には初めて会うにもかかわらず同室ホテルに泊まってわーきゃー言ったり、会社の昼休みの時間でも電話して世間話をすることもあったりと、それはそれは仲良く遊んでいる。そんなJのことなので、なんか体調変化や心境変化があると気付くもので、それは向こうも同じようだ。おばさん2人、お互いを気遣いながらゲームをしている。

そんなJもまた、先日投稿した優勝した大会の話のメンバーの一人である。大会を知ったときに、私とJは「行くっきゃない」という気持ちになっていたのだが、例のドラクエ兄さんは仕事も激務でゲームも集中して遊ぶことができず、また年末の大会でも味方(主に私)がボロクソだったので大会熱もそんなに高くなかったように見えていた。しかしながら話してみると「いいね出よっか」と二つ返事。そして彼をプレイリーダーにあと一人のメンバー集め…という流れで例の記事へたどり着くこととなる。なお、このシニア杯開催にあたり、Jは他の複数名から大会出場勧誘を受けており実力実績キャラクターブキの使いこなし…等々私の周りでは人気者でもある。そんな中私と一緒に出ることを選んでくれているのは感謝しかない。(単に一番最初に声かけたのが私だった説を否定できない)

というわけで、Jと私の40代おばさんスプラプレイヤーコンビは、もう足掛け3年一緒にプレーし、いろんな戦いを共有し、親戚の不幸があれば一緒に泣き、バースデーはお祝いしあい、病院の検査結果に一喜一憂し、、、とわいわいと遊んでいる。コロナ禍で会う予定も全部すっとんでしまったが、オンラインでつながるおばさんの友情はまだ楽しめそうだ。

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