出会いは偶然、出会いは奇跡
こんにちは!今日も元気に「イカちゃんねる!」
11月も終わりに近づいてきました。怪我してもうすぐ4週間。なんと、すでに4回も「仕事に戻る夢」を見ているイカです。
というわけで、今日は今の仕事に就く経緯も絡めた「出会い」について自分が思うことです。
1.経緯 ~「出会う」まで~
私は今年(2020年)の4月から通信制高校に勤めていますが、元々は小学校で講師をしていました。「学校の先生」という仕事が好きで、出産・子育てのため数年仕事から離れましたが、復帰するときもまた小学校に戻ることを当たり前に考えていました。
本格的に仕事を探し始めた冬、近隣の市町村で非常勤講師の募集がありました。しかも、以前自分が担当していたこととよく関わりのある職種です。一応「経験がある」といえるし、どこかでは採用されるだろうと気楽に考えていましたが、結果は不合格。
自分のためだけなら気長に年度途中の募集を待つこともできましたが、未満児の子どもを新たに保育園に入れるため、就労を証明しなければいけない期限がありました。
そこで片っ端から求人情報を見ていきましたが、学生時代、ほぼアルバイトもしたことのない、そういう意味ではヘタレな自分。コンビニ、飲食店、レジ打ちなど…どれをとっても気は進まず、やってみようと思える勇気もありませんでした。幸い期限までにはまだ時間があったので、とりあえず仕事探しはいったんやめようと決め、2週間ほどが過ぎました。
2.出会い ~興奮と葛藤~
本当は、翌月になるまでは見ない!と思っていましたが、ある日時間があったのでふと見始めたところ、この仕事が目にとまったのです。数週間前にはいくら探しても見当たらなかったので、最近掲載されたものだったのでしょう。そして、募集教科が自分の免許のものだったというのが、最初の偶然であり奇跡でした。
不安は2つ。場所が、自宅から40分ほどかかる遠めのところだったということ。そして、中学ですら教えたことのない自分に、いきなり高校での教科指導ができるのかということ。数日悩みましたが、他にあてもなかったので応募しました。すると、早速連絡が入り、2日後には面接。そしてその場で、即採用となったのです。
おそらく「急募」となっていたので、よっぽど問題がなければすぐにでも欲しかったのでしょう。でも、何はともあれ冬の時期が嘘のようにトントン拍子に決まりました。
3.今思うこと ~偶然と奇跡からのギフト~
そして半年ほど経った今、不安に思っていたこともメリットになってしまうほど、すっかり大好きな仕事と環境になりました。
●40分の通勤時間は、空いている国道をほぼ道なりに行くので苦になりません。久しぶりに好きな音楽を聴くこともできて、快適なドライブになっています。
●仕事の時間帯も長さも程よく、朝も余裕があって保育園の送り迎えにも影響がありません。平日休みもあるので、子どものことにとらわれず自由に過ごせる時間ができました!
●初めての内容で予習はいりますが、教科指導は個別なので、1人1人の生徒さんにしっかり向かい合ってあげられ、充実した時間を過ごせています。
●保育園や小学生の子どもの行事と重なることがなく、運動会や音楽会を気兼ねなく見に行かれます。
かえって、近くの小学校に勤めていたら得られなかったメリットも数多く、今振り返れば、「あのとき非常勤で採用されなかったのは、ここに来るためだったんだ!」とすら思います。人生はかくわからないもの…。
「出会いは偶然、出会いは奇跡」
今がベストな人も、もがいている人も、信じて進み続ければ望むものにたどりつける。私は自分の仕事探しから、そんな風に感じています。