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暖かさにふれた冬の夜
今日は、仕事終わりに、ついに念願のスタバに行き、久々に贅沢した気持ちになった。
これは、ひとえに、素敵なご厚意のお陰である。
ちなみに、年末に書いた、「年末ジャンボ宝くじミニが当たったら」について書いた件は、今日宝くじ売り場に行ったのだが営業時間を過ぎていたので、まだ確認できていない状況である。
でも、お陰さまで、今日私は、スタバで至福の時間を過ごすことが出来たのだ。
仕事終わりに、スタバで、物思いに更けながら、有意義な時間を過ごす。
そんな贅沢した気分に浸ったのは、実に久しぶりだった。
というわけで、次回は、宝くじ売り場が営業している時間に行き(30枚買ったので、少なくとも900円はもらえるので)、また贅沢をしたいと思っている。
そんな贅沢をした帰り道、私は、変わったばかりの赤信号に車を停車させていた。
「あー、赤になっちゃったなぁ」と、呑気に構えていると、前に止まっていた、軽トラの運転席のドアが開き、急に一人のおばあちゃんが出てきたのである。
窓からなにか落としたのかな?
なにか車に不具合があったのかな?
などと、少し心配しながら、様子を伺っていると。
なんと、そのおばあちゃんは、一直線に私の車の方に歩いてきたのである。
私、煽り運転してないよね?(笑)
私、殴られるの?(笑)
なんて、考えたのもつかの間、
おばあちゃんは、つかつかと私の車の横に歩み寄ると、
「車のライト、左だけ光が弱くなってるよ」とおしえてくれたのである。
思いがけない出来事&信じがたい一言にビックリしてしまった私は、ただ、反射的に「ありがとうございます」としか言うことができなかったのだが。
教えるや否や、急いで車に戻っていくおばあちゃんの後ろ姿(勇姿)を見ながら、やっと、すごくありがたいことだと気が付いたのだ。
なぜなら、外は暗いし、寒かったし、変わったばかりとは言え、信号待ちの時に、外に出るのは危険だし、面倒じゃないはずがない。
それに、知らない人の車に近づくのは、怖くないはずがないと思ったからである。
もし、私がおばあちゃんの立場だったら、わざわざ、教えにいくことはしなかっただろう。
それなのに、見も知らぬ人を心配して、わざわざ、車を降りてまで教えに来てくれた、おばあちゃんの優しさが、とても有難く、暖かかったのである。
と、同時に、心からおばあちゃんにちゃんとお礼が言えなかった事が、すごく心残りになってしまった。
だから、もし私も、この先、そういうことがあったら、ちゃんと教えてあげたいと思ったのだ。
でも、私が、煽り運転の常習者で喧嘩を売りに来たと勘違いされ、怖がらせてしまったら、どうしたら良いのだろう 笑。
しかし、心配してあげたはずが、逆に心配されたなんて、なんとも、お恥ずかしい話である。
というわけで、たまたま明日は休みなので、早速ライトの交換に行くことにした。
と、そんなこんなで、今日の私は、ただただ暖かい夜を過ごしたのである。
一方で、昨日のとあるニュースを見て思ったことがある。
それは、私は「自業自得」という、言葉があまり好きではないということである。
なぜなら、あまり人から言われたくない言葉だ
し、自分自身に言う言葉で、人に言う言葉ではないと私は思うからだ。
社会的立場もあるだろうが、やり直したい人の未来や可能性を、あからさまに一刀両断しても良い人なんているのだろうか?
と、正義感ぶりながら、そんなことを考えていたら、竹原ピストルの「オールドルーキー」の歌詞のとある一節を思い出した。
「積み上げてきたもので戦っても勝てねえよ」
「積み上げてきたものと戦わないと、勝てねえよ」
私は、自分の弱さに勝ちたいとかはあっても、あまり人生において勝ち負けを意識したことはないから、積み上げてきたもので戦う人も、積み上げたものと戦う人も尊敬している。
そして、同じくらい優しい人々も尊敬している。
私も今日のおばあちゃんのように、誰かのために苦労を厭わない優しい人になりたい。
そして、マラソンの給水所で、タイミングよく選手たちに飲み物を渡し、声をかけ見送り、ゴールを願う。
そんな人でありたいと思っている。
最後に、先日のビンタ事件といい、ちょっと今の状況や環境(時間やその他諸々)がしんどくなってきたので、少し前から効率性を求めフラフラしている(笑)
だから、本当は多分、今一番水分を欲しているのは、私なのだ(笑)
早く給水所を見つけなければ!
出来れば、特茶がいいなぁ(笑)