正論はいらない。
先週、二連休があったので、久しぶりに車で遠出をした。
行き先は、草津温泉。
素泊まりの個室のあるゲストハウスに泊まって、貸し切りの温泉に入ってのんびりと過ごすことにしたのだ。
その道中、私は思っていた以上にストレスが溜まっていたことに気付かされ、そして、そのストレスを吹き飛ばそうと、その日初めて聴いたサンボマスターの「ライフイズノットデッド」という曲を何回もいや何十回も聴いていた。
なぜなら、歌詞と歌声が私のカチカチのバニラアイスのような心を少しずつ溶かしてくれているような気がしたから。
正直言うと私は、うんざりしていたのだ。
過去にも未来にも、自分自身にもバニラアイスにも。
そして、それを吹き飛ばす何かを求めていたのである。
一服の清涼剤ぐらいじゃ歯が立たない。
檸檬でも無理かもしれない…。
メントスコーラなら、いけるのだろうか? 笑。
というわけで、清涼剤以上檸檬未満の温泉でのんびりして帰ってきたのだった。
一泊旅行も温泉も、コロナ禍になってから行ってなかったので、2年半ぶりくらいだろう。
なんだかんだいって、少しはリフレッシュできたと思っている。
しかし私は、いったいいつになったら、自己嫌悪から解放されるのだろうか?
どうしても、優しくなれないこととか。
どうしても、入り込めないこととか。
正しい人なら、きっと私を非難するだろうし、
正論なら、きっと私を追い詰めるだろう。
分かっているのにできないのは、甘えているからなのだろうか…。
とはいえ、やっぱりうんざりだ。
というわけで、そんなうんざりを打破するためではないが、ついに今月末から実習が始まる。
いったん俯瞰してみるのには、よい機会なのかもしれない。
あと、どれくらい頑張れば、私は解放されるのだろうか?
実習期間中は、仕事と実習でほとんど休みがない予定なので、今から疲れている 笑。
また落ち着いたら、温泉に行きたいと考えつつ、しばらくは、「ロックンロールイズノットデッド」を聴きながら、優しく生きようともがいてみるつもりだ。
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