不眠症が治るかも
ここ数日、不眠症が改善されつつある。
原因は考えたくないことが増えたからだ。
逆に言うと、今が充実してきたからだ。
夜中の2時、3時まで携帯をいじりながら、ふと意識が飛ぶのを待つ。こういう寝方しかできなかった。
気づかないうちに寝るのは、すーっと夢の中に引き込まれる気持ちよさと引き換えに、最悪の質の睡眠をとることになる。
インターネットにある情報で頭をいっぱいにすることは脳には悪いが、中毒性のあるいい現実逃避になる。
自分が逃避していた現実は何もなく、強いて言うならば常に暗雲が広がっていたような現実だ。そんな世界に神経をすり減らすよりは、嘘か本当かもわからない適当なインターネット上の情報で頭をいっぱいにしておく方がよっぽどエンターテイメント性があった。
でも、そんな自分の現実がちょっとしたことをきっかけに変わってきた。
未来が少し楽しみになってきた。
人と一緒にいることが増えた。人との距離感が数ミリ縮まった。
自分の殻を少し破った。その代償に、遅れて自分に鳥肌が立ったり、反省したり、悩んだり…。
一度すべてのことを置いて、無意識の領域に早く自分を連れていきたい。
早く寝たい。
色々とこれまで以上に現実味があるせいでダメージが大きい。けど、このダメージも幼い子から食らったパンチみたいで、意外に楽しんでる自分もいる。