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聞こえないから、より感じさせられる 【MOVICパフォーマーyossy復活ライブ】

yossyとは?

yossy【音楽を体で表現する人】
MOVIC performer yossy

MOVIC performerって?

"手話やジェスチャー、表情など体全体を使ったパフォーマンスで音楽の世界観をお届け。"
楽曲の世界観を手話や全身を使って表現するパフォーマーとしてyossyが作った言葉のようです。
百聞は一見にしかずということで、ぜひYoutubeを観てみてください!


yossyってどんな人?

yossy HPによると、

5歳で失聴、音楽とは無縁であったが、大学時代、音が聞こえなくてもダンスができることを知り、ダンスの魅力にハマる。

2013年

手話を使って歌の世界観を表現するサインダンスと出会い

「どうすれば音楽が目に見えるか」

にこだわるようになる。


2016年

「サインダンサー」として本格的に活動開始。


2019年

音が聞こえなくても、手話がわからなくても伝わる表現を模索、

できる限り手話を使わず、表情含め体全体で歌の世界観を表現する「MOVIC(ムービック)」

を立ち上げ、あらゆる人たちが一緒に壁を感じることなく楽しめる場所作りに挑戦中。

2023年4月

感染性心内膜炎により敗血症・脳梗塞を発症。

パフォーマンス復活のため、後遺症(記憶障害・運動失調)のリハビリ中。

※当時は本当に大変な状況で、生死の間を彷徨いました。​

2023年12月

配信ミニライブから活動再開

New!!
8/12 復活ワンマンライブを敢行!
→これに行ってきました!

yossy Xアカウント
【音楽を映像に】「表現を見て、心が動いた」そう言ってもらえるパフォーマーになります!聞こえないけど、音楽の世界観を表現したいひと/脳梗塞の後遺症で記憶障害有、リハビリ中

yossy instagramアカウント

https://www.instagram.com/yossymovic/?hl=ja


竜次郎との関係は?

yossyとは、コーチ仲間です。
渡邊佑さんが主催する Coaching 4Uのコーチ養成講座の同期で、4年ほど前に一緒にコーチングを学び、それ以降様々な機会に一緒に活動しています。

Coaching 4U HP 〜マインドひとつで世界を変える〜

そんな中、障がい当事者の可能性を支援するキャリアスクール
D-Biz Collegeにも当事者コーチとしてご一緒していることから最近またご一緒する機会が増え、
さらに僕の関西移住をきっかけに、一緒に関西のD-Biz Collegeの活動を盛り上げてくれています。

D-Biz College HP



yossy復活ワンマンライブ 8/12 @Club Mercury

前置きが長くなりましたが、そんなご縁でyossyから「復活ワンマンやります!」と連絡が来た時、二つ返事で「行く!」と返答して今回のライブに行くことにしました。
yossyの人生におけるハイライトの1つになるであろうこの機会、僕もそのパワーを感じたいと思いまして。

会場着

ライブ開始10分前に会場に到着!
すでに会場内は前から全て席が埋まっていて、僕は最後列に着席。
yossyからエネルギーを貰いに多くの方がいらしていました。

会場前には物販ブースも。
うちわやステッカー、ポストカードなどがあり、会場に入ると皆さん結構グッズを持っていて、売れてるなーと!


ライブ開始

ライブが始まると、音楽に合わせてyossyがステージ上で手話、表情、全身の表現力でパフォーマンス!

手話で合唱

1曲目から観客の皆さんも手話で合唱!!
衝撃的な幕開けでした!

初めて見た手話の合唱!!

マジで合唱してる。会場の一体感。ライブ。

いきなりはこうはなりませんよね。yossyとお客さんが積み上げてきたストーリーがあるんだなとしみじみ感じました。


手話のレクチャー


曲によっては手話のレクチャーをしてくれます。
手話未経験の僕にとっては一つ一つが"こうやって表現するのかー"の連続。
・お母さん
・最高
・打ち上げ花火
・夏
あたりは覚えました!!

大体サビの部分をレクチャーしてくれるのでレクチャー後のパフォーマンスで3回くらい一緒に合唱できて結構楽しい!

泣ける曲は泣ける、盛り上がる曲は盛り上がれる

パフォーマンスもだけど、トークが面白い

MCって言うんですか。曲間のトーク。さすが関西人。アシスタントの方との掛け合いもあって、めちゃくちゃ面白い。漫談ライブでいける。

障がいをお持ちの方とのコミュニケーションはこちらも気を遣ってしまうシーンが多いのではないかなと思うのですが、全く気を遣わせないyossyのMCとキャラクター。

僕は今回1人で行ったのですが、終始笑ってました。会場も笑いの連続。

ライブ後は距離の近いファンサービス

ライブ後はステージで物販とyossyとお客さんのコミュニケーションタイム!
僕もポストカードを買ったのでメッセージをもらおうと思ってましたが、みなさんすごい熱量でお話盛り上がっていたので、僕はまた次回にと思い一声だけかけて帰りました!
皆さんとの深い関係性が垣間見えたのと、お互いを応援し合う素敵な場でした!


ライブの感想

直後の感想をSNSに投稿していたのでこちらをシェア。

【聴覚を超えて】


今日はD-Biz Collegeの当事者コーチyossy @yossymovic の復活ワンマンライブに行ってきました

失聴のMOVICパフォーマー(手話や表情、全身を使って曲を表現)のyossyですが、昨年大病を患い生死の間を彷徨いました

そこからの復活ライブ

本人には聞こえない音楽を全身を使って表現するその姿は、曲以上のものを感じる圧巻のパフォーマンスでした

これまでのyossyの経験してきたことの背景が、観る側に多くのことを感じさせるのだと思います

改めて経験は資産になると思いました
今後もyossyの挑戦を応援します

あとそれより話おもろいさすが関西人


後日談

ライブから約2週間、yossyと軽くご飯に行きました!
ライブの感動を伝えて、背景にあるさまざまなことを聞くことができました。

パフォーマンスに賛否がある

手話を含めた全身で楽曲を表現するというのは、歌詞をそのまま手話でなぞるのとは違う。yossyは、より歌詞や楽曲の意味をyossyのフィルターを通してお客様に届けるということをパフォーマンスとしてやっています。
だからこそ、僕とっては歌詞を見ながら曲を聴くだけよりもエモーショナルに伝わったのだと思います。

その一方で、手話はコミュニケーションのための一般的な正式な手段。
きちんと世の中広く共通理解ができるようなフォーマットとして存在するために、表現を変えたものとして世の中に表現することに関して批判もあるそうです。

yossもその点に関して、すごく理解できるし、気持ちはすごく分かるそう。
ただ、それ以上に表現したいものがあるし、障がい関係なく音楽や表現を楽しめる世界にするためにもっと多くの方に知ってもらいたい、感動してもらいたいという気持ちがある中で、あえてこの表現を続けているということでした。

yossyの葛藤と強い想いが聞けました。


ポストカードにメッセージをくれました!

一緒にたこ焼きを食べながら、「yossyこの間ポストカード買ったからメッセージくれない?」とお願いしてみたら、「僕が竜次郎さんに?笑」とか言いながらメッセージを書いてくれました。

"ワンマンおおきに
  これからも
  あたり前が
  あたり前でいられる
  世界を目指して
  一緒に頑張りましょう!!"


yossyは昨年の大病から手の震えが残っている中書いてくれました

yossyの目指す世界、
僕はコーチングを通して
yossyはMOVICパフォーマンスを通して
一緒に実現を目指して取り組んでいこうと決意を新たにしました!


yossy素敵な復活ワンマンライブをありがとう!!
これからも応援しています!!


多動でブレる僕たち

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