Vol41 移住で受けられる「住宅助成金」をズバリ紹介!
移住にかかる費用の中で、一番大きな項目は住宅関連です。少しでも費用を抑えたいですよね。そこで、住宅関連の自治体の助成金について書いてみました。
こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 住宅関連の助成金にはどのようなものがある?
住宅関連の助成金について、書き出してみました。
① 新築時の助成金
② 空き家購入時の助成金
③ リフォームに対する助成金
④ 家財等の片付けに対する助成金
⑤ 空き家の解体に対する助成金
⑥ 合弁浄化槽の設置費の助成金
⑦ 耐震改修に対する助成金
⑧ シロアリ対策に対する助成金
⑨ 環境に良い改修に対する助成金
エコキュート(高効率給湯器)の導入、ZEH住宅の施工、太陽光発電システムの設置、住宅用蓄電池の設置、住宅用燃料電池(エネファーム)の設置など
これらの助成金の金額、対象要件、申請方法は自治体によって異なりますので、自治体ごとに確認をしてください。
2⃣ 助成金には加算金がある
助成金には加算金がつきものですが、とくに住宅の新築、空き家の購入、リフォームなどの助成金には、移住者ならではの加算金を設定している自治体があります。
例えば、移住者加算、市街地居住加算、子育て世帯の加算、新婚世帯加算などがあります。
その他にも、新築助成金であれば地元建設会社を利用することで加算があったり、空き家の購入の助成金には、「空き家バンク」の物件に対する加算が設定されていたりします。また、リフォーム助成金であれば、2世帯住宅への改修に対する加算などもあります。
自治体が発行する情報誌には、スぺースの関係から加算金や支給の要件など助成金の詳細までは記載されていません。
本来の助成金をチェックするだけでなく、加算金までしっかりとチェックしたいですね。
3⃣ 助成金申請時の注意事項
① 申請時期は随時受付ていない
助成金には申請の時期が決まっているものが多くあります。
自治体の予算設定の関係から、年度の変わる時期(3~5月)は気を付けた方が良いです。
② 申請をしてからしか作業できない
リフォーム助成金や、家財片付け助成金などは、申請書を提出し、自治体から助成金に対する許可書が交付されてからしか、作業ができないものがあります。
③ 転入後にしか受けられない。
転入前から助成金許可書が交付されるものもあれば、転入後にしか申請ができない助成金もあります。
移住に必要な資金のなかで、住宅が一番大きな割合となります。
そこで、自治体の助成金を上手く利用し、資金面の問題をクリアすることが大切です。
特に、移住者に対する加算金などは、良くチェックすることをおススメします。
4⃣ TOPの画像
最後に私のおススメ移住地をご紹介します。
宮崎県日向市美々津町
神武天皇の東征出発の地との伝説が残っていることから、「日本海軍発祥之地」の碑がと立てられています。
江戸時代から大正時代にかけては、瀬戸内海への海運の拠点として、栄えた町でした。
上方風の商家、水運業者の家などが残されており、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
最近では、若い人たちがカフェやワーキングスペースなどを開設し、町の活性化に寄与しています。
古い建物が立並ぶ静かな港町で、ゆったりした時間を過ごせたら良いですよね。
最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。