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Vol15 沖縄へGo!移住の心得
キレイな海と自然に惹かれて沖縄に訪れたことがきっかけで、移住をする人も少なくありません。そんな沖縄に移住をしたけれども、失敗をしないための心得についてお話しします。
こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から、
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1⃣ 沖縄移住は失敗する人が多い?
旅行がきっかけで、沖縄に移住をする人は少なくありません。
都市圏で開催される、全国移住フェアに行くと、沖縄エリアが一番賑わっているようにも見えます。
その一方で、移住をした8割の人が、約3年以内に後悔して帰ってしまうともいわれています。
憧れて移住したにもかかわらず、どうして3年以内に帰ってしまうのか・・・
そこで、沖縄移住を失敗した原因と、成功するために秘訣についてお話しします。
2⃣ 沖縄移住を失敗する原因
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1.移住の理由が弱い
都会から田舎へ移住をするということは、人生の大きな転機になるはずです。皆さんは、目的をもって移住をします。
しかし沖縄に移住をした人の移住理由をみると、「旅行で訪れた事がキッカケ」の比率がとても高くなります。
南国の開放的なイメージに魅了され、移住後を深く考えずに軽いノリで移住することが、失敗する人の増加に繋がっていると思われます。
2.沖縄のお金の事情
年金生活者やそれなりの資産を持っている人以外は、仕事を見つけて収入を得ないとなりませんよね。
しかし、沖縄の2022年の都道府県別の全国平均年収は、347万円で全国最下位です。ちなみに、5年前の沖縄県の平均年収は約366万円でしたので、さらに下がっています。
しかも、島であることもあり輸送コストがかさむ沖縄では、物価も決して安いわけでなく、公共料金は割高です。
沖縄の収入は低いことは理解していますが、物価が高いことまで理解しておく必要があります。
3.沖縄の風土
沖縄というと「台風は多いが、晴れればカラッとした空気に包まれる」と、イメージを持っている人が多いですが、実際はとても湿気が多い地域です。
例えば、同じ南国のイメージがある沖縄とハワイですが、その両方を旅した人であれば、その風土に違いがわかるでしょう。
ハワイの空港に降り立つと、カラッとした空気にさわやかな太陽の日差しを感じるのに対し、沖縄の空港に降り立つと感じるのは、モヤッとした湿気ではないでしょうか。
この沖縄の湿気は、気を抜いていると、すぐに洋服や蒲団にカビを生えさせます。
また、海が近いことで塩害もひどく、車のボディや自転車のフレーム等、色々なものをすぐに錆びさせてしまいます。沖縄では新車を買う人が少なく、中古車屋さんが多いのも、この塩害が影響しているからと言われています。
数日間の旅行では湿気の多さも気になりませんが、実際に生活することで後悔をする人もいるのです。
4.沖縄県民の気質に馴染めない
沖縄はかつての琉球王国として名を残すように、独自の文化を持っています。
例えば、沖縄県民の気質を表現したものに、「うちなータイム」という言葉があります。これは、沖縄時間を意味しており、沖縄県民は時間にルーズであることを指しています。
沖縄は独特な文化や気質を要していることから、そこに馴染めずに失敗をする人もいるのではないでしょうか。
3⃣ 沖縄移住を成功させる秘訣
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1.お試し移住の利用
独特の気候や慣習が残る沖縄ですので、一気に移住をするのではなく、お試し移住からスタートすることおススメします。
沖縄県の自治体によっては、お試し移住制度を取り入れていますのでチェックをしてはどうでしょうか。
2.沖縄の風土や生活水準を理解する
沖縄の湿気や塩害に気分が滅入ってしまうかもしれません。
でも、それが沖縄だから当たり前、と割り切る努力が必要です。
また、収入が少なくて支出が多いということならば、生活を切りつめるなど沖縄に合った生活をすることです。
それでも、憧れの沖縄に住むことが出来ている喜びをもつことが大切です。
4⃣ 沖縄移住を目指す皆さんへ
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沖縄に移住をするのならば、特にコミュニケーション力が求められます。
独特の文化があるのだから、そこに溶け込むことは容易ではありません。
しかし、「郷に入っては郷に従え」を理解することが大切ですね。
沖縄は周りを海に囲まれた小さな島です。
那覇市のような大きな町を除けば、小さなコミュニティの中で、助け合いながら生活をしています。その意味からも、沖縄で生活をするのであれば、「コミュニケーション」や「郷に入っては郷に従え」という考え方が、大切になります。
5⃣ TOPの画像
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最後に、私のおススメ田舎をご紹介します。
沖縄県伊平屋島
沖縄県の中では一番北にあるのが伊平屋島です。
私がこの島を知ったきっかけは、マラソンです。
伊平屋島では夕方から夜の月明かりの中で行われる「ムーンライトマラソン」があります。
この「ムーンライトマラソン」は、北海道の奥尻島と伊平屋島の2か所でしか行なわれておらず、私が奥尻島の「ムーンライトマラソン」に出場した時に、伊平屋島のことを知りました。
緑の山々。広々とした田畑。サンゴ礁が連なる海岸線。そして澄んだ美しい海。
美しい自然と原風景が残っている島で暮らしてみるのも憧れですよね。
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