Vol65 2024住みたい田舎ベストランキング 「村」編
移住を希望する人にとって、移住地を選定することは楽しい一方で、とても大変な作業です。
そこで、良く目にするのが「移住地の人気ランキング」です。
今回は私のお勧めランキングをご紹介したいと思います
こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 「住みたい田舎ベストランキング」とは
移住を希望する人にとって、移住地探しの最良の手引きとして人気なのが、「田舎暮らしの本」(株式会社宝島社)と呼ばれる月刊誌です。
この「田舎暮らしの本」が毎年2月号に掲載される人気企画が「住みたい田舎ベストランキング」の発表です。
「移住したくなるまち」「暮らしやすいまち」を調査する大規模アンケート企画で、なんと今年2024年度で第12回目となります。
この株式会社宝島社が発表するランキングのおすすめポイントは、移住希望者がアンケート等に答えたものではなく、全国の地方自治体がアンケートに回答するものだからです。
また、産業構造も地域課題も異なる全国の自治体を出来るだけ同じ基準で比較できるように、市町村を8つの人口グループに分けて、さらに、4つの部門(総合部門、若者世代・単身者部門、子育て世代部門、シニア世代部門)でランキングを発表しています。
アンケートの内容は、株式会社宝島社の編集部が独自に作成した、合計274項目(2024年版)になります。
内訳は、総合部門アンケート113項目、若者世代・単身者部門45項目、子育て世代部門79項目、シニア世代部門37項目です。
そのため、このランキングは「自治体の通信簿」とも呼ばれています。
2⃣ 「村」編!住みたい田舎ベストランキング
2024年全国自治体「村」の住みたい田舎ベストランキングの結果は次の通りです。
3⃣ アンケー項目を紹介(抜粋)
このベストランキングの元になっているアンケート項目をいくつかご紹介。
編集者により、田舎移住を考えている人に必要な項目が選定されています。
自治体はアンケート項目を実施しているかどうか(はいorいいえ)でポイントとなります。
【総合部門】
2023年度に市町村単独で移住セミナーを開催した。
2023年度に現地体験ツアーを開催した。または予定している。
【若者世代・単身者部門】
「地域おこし協力隊」(総務省)を受け入れている。
「地域おこし協力隊」を募集すると、ほとんど毎回定員以上の応募がある。
【子育て世代部門】
合計特殊出生率が継続的に全国平均を上回っている。
シングルペアレントの移住支援に力を入れている。
【シニア世代部門】
役場から車で30分圏内に救命救急センターがある。
2023年度に主にシニアを対象とした移住セミナーを開催した。
4⃣ 「人気移住地ランキング」の注意点
田舎移住に注目が集まる中、SNSなどでは「移住地の人気ランキング」を良く見かけます。
こうしたランキングの多くは、正確なデーターと言えるものではありません。
そもそも、公平なアンケートの採取は困難だからです。
従って、ひとつの「移住地の人気ランキング」を信じるのではなく、あくまでも参考程度とすることをおススメします。
そのなかで、今回、取り上げました、「住みたい田舎ベストランキング」(株式会社宝島社)は、全国の自治体に向けてアンケートを実施したものであり、その結果について細かく区分し、ランキングとして発表しているものです。
自治体の自己評価にゆだねるものではありますが、根拠のある結果としてご紹介を致しました。
こうしたランキングを参考にし、ぜひ一度足を運び、自分の目で確かめることが大切です。
5⃣ TOPの画像
最後に、私の好きな町をご紹介
移住地選びの参考にしてくださいね。
北海道新ひだか町
北海道位置の桜を見たいなら、数千本もの桜の木が並ぶ、新ひだか町の「二十間道路」です。
近年では、自動車専用道路も延長され、札幌からのアクセスも良くなりました。
高速道路から放牧されたサラブレッドの馬を眺めながら、快適なドライブが楽しめます。
この新ひだか町の私のお勧めは、「三石海浜公園」です。
雄大な太平洋が目の前に広がる強大な公園にはビーチ、設備が整ったオートサイトやバンガローのキャンプ場が広がります。
また、道の駅「みついし」が隣接し、道の駅には温泉施設や特産市場もあります。
この道の駅巡り&車中泊を趣味とする私としては、一押しの道の駅ですね。
日高山脈を背にして、雄大な自然を感じながら、北海道の中では比較的温暖な町で暮らしてみるのも良いですね。
最後まで読んでいただき有難うございました。
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