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Vol193 これで雪国移住も安心!雪道運転テクニックPART3

雪国に魅せられる人は少なくありません。
空気が透き通り、一面の銀世界ほど美しい景観はありません。
しかし、雪国に移住をしたくても、雪道運転に不安を抱える人もいます。
特に、女性や高齢者は雪道運転への不安から、移住を躊躇しがちです。
そこで、私の経験から、「雪道運転テクニック」をお伝えします。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 雪道運転テクニック

 

①    ブラックアイスバーンは最も怖い


路面が黒光りして見えるブラックアイスバーンは、最も危険な状態です。
好天候のなか、氷点下の日が続くときは注意をしてください。

道路は新雪が積もっている方が、凍結路面よりも走りやすくなります。
但し、アイスバーン上にうっすらと雪が積もった状態が最も危険です。
雪が積もっていると安心をしていると、スリップ事故を起こすことになります。 

②    路面の「吹き溜まり」に注意


横風が強い路面には、雪の「吹き溜まり」が出来ています。
地面を飛ばされた雪は、風力が少しでも弱くなるとそこに堆積するため、特に風下側の車線を走行する時は注意が必要です。
走行中に「吹き溜まり」にはまると、急に車が減速したり、ハンドルが取られてしまうことで、事故の原因となります。
特に、防雪柵が設置されている場所は、危険な場所であることを知らせてくれていますので、通行時は充分に注意をしましょう。
 

③     「そろばん道路」は走行注意



「そろばん道路」とは冬の凸凹道のことです。
ピンのように尖ったものが路面にたくさん出来ます。
これは、走行中の車の振動やタイヤの圧力に関係しており、走行速度や停止している時などで、路面にかかる圧力が大きく違うため、路線バスが多く走る場所にできやすいと言われています。
ハンドルが取られてスリップしやすくなりますので、「そろばん道路」の走行には注意が必要です。
 

④    除雪車の後ろは要注意



除雪車が通った後は、雪も側道に除去されて走りやすいと思いがちです。
しかし、除雪後の道路は雪面が削られており、スリップしやすくなります。
逆に、多少の積雪が路面の方が、タイヤのグリップは良くなります。
 

⑤    雪山からの飛び出しに注意


雪国では路肩に雪山が出来ます。
ちなみに、排雪作業が進まないと、雪山は2M以上の高さになります。
そのため、交差点などでは歩行者等を認識することが難しいため、飛び出しには十分に注意をしなくてはいけません。
 

⑥    スコップは常置


駐車場から車を出そうとすると、積雪が多くて発進できないことがあります。
また、スリップにより雪山等に突っ込んでしまい、脱出が出来なくなることがあります。
このような時のためにも、スコップはトランクに常設しておく必要があります。
 

⑦  矢羽根(固定式視線誘導柱)を意識して走行

 

吹雪で視界が悪い時でも道路の境界がわかるようになっています。
特に民家の少ない平原や山岳地帯、カーブの多い道路に設置され、道路端部に高さ約7mの逆L型のポールに設置されています。
積雪や吹雪により車道と路肩(歩道)の境が不明瞭な時には、矢羽根を確認しながら路肩により過ぎないようにしましょう。
路肩により過ぎることで、歩道に乗り上げたり、脱輪をする危険があります。
  

2⃣ 雪道で万が一の時は? 「走行不能な時は」


 
雪山に突っ込み、脱出が困難場合や、猛吹雪(ホワイトアウト等)で走行が困難な場合はそうすれば良いのか?
まず、ハザードランプを点灯し、三角停止板を設置し、後続車が自分のクルマに気づかず追突しないようにしましょう。
そして、マフラーの排気口が雪でふさがれると一酸化炭素中毒の危険が伴うため、救援を待つ間に、マフラーの排気口の周りを除雪し、排気ガスの逃げ道を確保することが大切です。
現代では携帯電話がありますので、慌てずに助けを呼びましょう。 
 

3⃣ TOPの画像


最後に、私のおススメ移住地をご紹介いたします。
移住探しの参考にしてみてください。


神奈川県山北町 
 
山北町は024年宝島社「住みたい田舎ベストランキング」では、首都圏エリアにおいて、総合2位を獲得しました。
神奈川県の西端、小田原市の北側に位置し、都心までは電車で1時間30分の距離にあります。
町のほぼ中央に「ダム湖百選」に選ばれた丹沢湖があり、丹沢山地の山々はいくつものハイキングコースがあります。
私のおススメは、千代の沢園地から眺める富士山の景観ですね。

その山北町は、2週間単位で利用が可能なお試し住宅「ホタルの家」がおススメです。
また、お試し体験期間中の体験メニューが充実しています。「スタンドアップパドルボード(SUP)」や「森林セラピー」、「足柄茶工場、スッポン養殖所の見学」など盛りだくさんです。
大自然の中で「本物の山暮らし」を希望する方には、山北町は移住先として魅力的な町ですよね。


最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住プランナー| 田舎暮らし|プロ|
移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。