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Vol115 デジタル化の取り組みが進む先進的地域を紹介!①~⑤

地方の中心的な都市でも人口減少はしています。
人口減少に伴う様々な問題解決にはデジタル化が欠かせません。
今回はデジタル化の先進的な地域の取り組みをご紹介します。
地方移住を検討する方は、参考にしてみてください。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの18年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 地方都市におけるデジタル化の背景


地方の中心的な都市でも人口が減少しており、このことで生活サービスの提供機能が低下するなど、様々な問題を引き起こしています。
そこでデジタルを徹底活用し、官民共同の中で地域経営を進めなければなりません。
そこには分野の垣根を超えた事業の連携であったり、市町村界にとらわれない地域の連携も求められます。

2⃣ 地域生活圏とは?


新たな国土形成計画に位置付けられた新しい地域のあり方とされています。
人口が減少をする中でも、官民の連携で日常的に必要なサービスの持続的に提供するエリアづくりを指します。

3⃣ 地域生活圏の取り組み事例


田舎移住を検討する場合、一定の行政サービスは必要とされます。
そこで、デジタル化への取り組みに先行している自治体は魅力になります。

1.北海道更別村


① 地域ポイントのデジタル化し、村民外の利用も促進。
② 「村民バス」の位置情報をオープン化し、待ち時間の解消など。
③ 診療においてAI通話システムの導入

2.茨城県境町


① 自動運転バス・オンデマンドバスの運行・見守り乗車受付およびポイント付与サービス
② ドローン配送等の実施
③ 災害時のスマホアプリによる円滑な避難者・避難所の状況把握
④ 災害時のドローン防災体制の確立
⑤ 「賑わい拠点」の整備

3.群馬県前橋市


① 電子地域通貨「めぶくPay」
  マイナンバーカードとめぶくIDを活用
② 地域活性プラットフォーム「めぶくコミュニティ」の機能拡充

4.富山県朝日町


① 共助型マイカー乗り合い公共交通の発展
② 地域コミュニティ型教育サービスの発展
③ 避難者受付機能や防災対策プログラムの予約等の防災サービスの追加
④ アプリを活用し、ふるさと納税や観光等の情報発信

5.石川県能美市


① 公民館を活用し、非常時に物資輸送等で即応できるドローン航路・モビリティハブの整備
② オンライン購入等の地元商店との連携
③ 共助型ライドシェア運行システムの構築
④ オンライン診療システムの設置等に取り組む

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最後に、私の好きな町をご紹介
移住地選びの参考にしてくださいね。

鹿児島県南大隅町
 
鹿児島県大隅半島の最南端に位置する南大隅町は、人口約5,600人の小さな町です。
その南大隅町の魅力は、本土最南端の佐多岬、神秘的なエメラルドグリーンの雄川の滝などの雄大な自然が味わえるところです。
佐多岬に行ったのならば、駐車場にあるガジュマルの木にもぜひ注目してください。また、雄川の滝は滝の下からと上からの両方から見ることが出来ますが、おススメは下から見る滝ですね。とくに、駐車場からの散策路はとても気持ちがいいですね。
そんな中で、南大隅町の私の一押しは、本土最南端のラーメン屋「ときわらーめん」です。
まずは、シンプルな「ラーメン」を食べてみてください。
本土最南端の町に魅力を感じて、移住をしてくる人も少なくありません。
利便性は決して良くはなくても、ダイナミックな自然に魅せられて、のんびりと暮らしてみるのも良いかもしれませんね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。