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私が思う、書店で今買える、人生を変える「お金の本」
以前銀行に勤めていた経験から、マネー関係の本はよく読んできました。
そんな私が思う、今書店で並んでいる本の中で「読者の人生をほぼ確実に変える」マネー本をとりあげてみたいと思います。
その本
まずは本のタイトルから。
『本当の自由を手に入れる お金の大学(改訂版)』です。
マネー系の本に関心がある人なら、「なんだ、『お金の大学』か」と思ったでしょう。それぐらいその界隈では有名だからですね。
とはいえ「まあこの本が選ばれるのはベタ過ぎてつまらないけど、まあそうだよな」とも思ってもらえるのではないでしょうか。
今書店に行けば、だいたいどこのお店にも置いてあるでしょうし、平積みされていることも珍しくないと思います。
もちろん私は本書を読了していますし、自宅の本棚に常備しています。
なぜ本書が人生を変えると思うのか
私が本書こそ「読者の人生をほぼ確実に変える」マネー本だと思う理由について。
箇条書きでまとめてみます。
お金関係の大事な話が網羅されている。多くの人がお金について学んだことがない。けれどそのよくわかっていないお金のために働いているし、よくわからないままお金を失ってしまっている
「お金のことなんて難しそうだし考えたくない」という人でもとっつきやすい内容になっている。なのに内容は無駄がなく、ポイントを確実に押さえられる
それまでマネー本を読んだことがない人でも十分読める
この1冊でお金に関する基礎知識は十分。本当にこの1冊だけで良い。むしろ他の質の低い本に当たってしまって混乱するぐらいなら他は読まない方がいいと思うぐらい
金融業界(保険会社、銀行、証券会社など)への忖度がなく、本当に読者のためになる情報を書いてある(元銀行員の私からすると感無量)
私がそれまでに読んでいたお金関係の入門本と比べて完成度が違い過ぎる
なんとなくでも熱意は伝わるでしょうか。ここからは感情を交えたただの感想になってしまいますが・・・本当にすばらしい本です。この本が発売されて本当に本当に良かったと思います。
これまでの仕事の同僚にしろ、学生時代の友人にしろ、家族にしろ、だいたい誰もがお金関係のことで悩んだり、しなくて良いはずの苦労をしたりする姿を見てきました。
もっと具体的に書きましょう。
経済面が不安だから夫婦仲は冷めてるのに離婚できない
親切そうな顔をした銀行員やFPから「買う側はものすごくリスクを負うのに金融機関は低リスクですごく儲かる」をよく理解せずに買わされてしまう(外貨建て保険など)
お金に関する漠然とした不安から、過度に節制してしまい、本当は大切にしたい”日常”を楽しめない
一部を挙げてみただけで、これ以外にもまだまだあります。もし先の人々が本書を読んで、書いてある内容をできる部分だけでも実践していたら。お金の不安に縛られずに、自分の意思を全うできていたと思います。
実際に知人に紹介した結果
私はFPというわかりやすい資格を持っているため、「FPならちょっと教えてよ」とお金関係の相談を受けることがあります。家族親戚や友人からです。
そんな時、相手の質問に答えた後にほぼ必ず『お金の大学』を薦めています。
「これを読んでおけば日常生活でお金について悩んだり不安になったりすることはなくなると思うよ。本当にこの1冊だけで大丈夫だから。イラストもたくさんあって読みやすいけど、内容はキレキレで抜群だから」
実際に本書を買ってくれた知人が数人います。彼らにしばらくしてから会うと、みなお金についての不安がしっかり軽減されているようでした。
多いのは次のようなものです。
固定費(スマホ代など)の見直しをして生活がラクになる
不利だったり本当は不要な保険の存在に気がつき、見直しをして自由に使える毎月のお金が増える
ポイントを理解したうえで投資を始め、将来に対する不安がかなり軽くなる
ふるさと納税をしてみて感動する
こうして「この本さえ読んでもらえたら大丈夫」と薦められる本が登場したことが、個人的に本当に嬉しいのです。銀行にいて、金融機関のえげつなさを内側から肌で感じたりしてもいましたし。
社会人になって自立した生活をするようになると、希望にも絶望にもつながりうるのがお金というモノです。こことうまく付きあえるようになるだけでも、”今”や”将来”に対する不安が軽減され、日常を生きやすくなります。
すると、「自分の本当の意思で」モノゴトの判断をしやすくなります。お金を理由に不本意な決断をしないといけないことを減らせるのです。ここが本当に大切だと思っています。
自分の意思で決められる。これこそ「自分の人生を生きている」と感じられる源泉だと思います。
おわり
私が思う、今書店で並んでいる本の中で「読者の人生をほぼ確実に変える」マネー本として『本当の自由を手に入れる お金の大学(改訂版)』を紹介してきました。
この本を紹介したところで、私には何の経済的メリットもありません。それでも紹介したのは、この本を読む人が増えてほしいと心の底から思っているからです。
私自身は「生きづらさ」という言葉に関心が強い人間なのですが、この生きづらさの原因になりがちなものの1つが「お金」だと考えています。お金由来の生きづらさを感じている人が、本書を読んでできる範囲で実践できることをし、その結果少しでも生きやすくなったら。そんなことを願っています。
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