オンキョーの決算から考える上場廃止となってしまう理由

どうもコージです! 私は、毎日決算書を読んで企業の未来を妄想しています。 そんな私が決算書の中で面白かったポイント、未来への妄想ポイントを説明しています。

今回取り上げるのはオンキョーホームエンターテイメント株式会社です。
もちろんオーディオなどを取り扱っているあのオンキョーで、イヤホンなどで有名なpioneerなどのブランドも展開している企業です。

さて、こんなニュースがありました。

オンキヨーホームエンターテインメントは3月31日、7月末に上場廃止となる見通しを発表した。2020年3月期末(19年4月~20年3月)からの債務超過が解消できず、2021年3月期(20年4月~21年3月)の最終損益は59億8000万円の赤字に。31日まで債務超過の解消に向けて資金調達を行っていたが、解消まで23億1900万円足りなかった。

どうやらオンキョーは上場廃止となる見込みのようです、オンキョーの上場しているジャスダックには、債務超過を1年以内に解消できないと上場廃止というルールがありますのでそれに抵触してしまう形ですね。

今回はオンキョーの現状とどうして上場廃止となってしまうのかについてみていこうと思います。

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