ゴルフダイジェスト・オンラインの決算から考えるゴルフ市場の動向と今後の業績

「お疲れ様です!!」

「うるせえな!疲れてねえよ!!」

という無駄なやり取りを毎回繰り返していた、学生時代の先輩に久しぶりに会いました。

「お疲れ様です!!」

「お疲れ様です・・」

時の流れの残酷さを感じています。

さて、今週はゴルフ業界について取り上げています。

コロナ禍で屋外スポーツは人気を高めていますし、松山英樹さんの活躍もあり活況となっている事が考えられる業界です。

具体的にはゴルフ用品の中古販売を行っている、ゴルフ・ドゥ、ゴルフ予約やゴルフメディア、ゴルフレッスン、ゴルフ用品販売などを総合的に行っているゴルフダイジェスト・オンライン、ゴルフ場予約がメインのバリュー・ゴルフを取り上げていきます。

そんな中で今回取り上げるのは、株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインです。
ゴルフ業界で多様なサービスを提供している企業です。

それではまずは世界のゴルフ市場から見ていきましょう。

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ゴルフの最大市場はアメリカでゴルファー数では2380万人、ゴルフ用具の市場規模では35.8億ドルと非常に大きな市場です。
そして実はそれに続いて大きな市場なのが日本でゴルファー数は780万人、ゴルフ用具の市場規模は20.7億ドルとなっています。

ゴルフ人気の高いイギリスでも390万人ですから、実は日本はかなり大きな市場だと分かります。

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また、ゴルフ用品の市場規模も大きくアメリカに続いて2位となっているだけではなく、アメリカ、日本イギリス、カナダという大きな市場で1人当たりの用具市場規模を出してみると
日本:266ドル
アメリカ:151ドル
イギリス:113ドル
カナダ:70ドル
と明らかに日本は単価が高いです。
日本では比較的所得の高い層がプレーしているという事が大きいと考えられます。

市場規模も大きいですし、用具も頻繁に買い替えている可能性が高いですから日本ゴルフ用具市場というのはいい市場のようです。

一方でラウンド数を見てみるとアメリカ4.5億に対して日本は9000万ほどです。
1人当たりのラウンド数を比べてみると、アメリカ20に対して、日本は11.5となります。
日本人はあまりプレーしないけれども用具は頻繁に買っているという事です、プレーする時間が取れず用具を買って楽しんでいるような状態だとするとそれはそれで悲しいですね。

日本のゴルフ業界から考えると、ゴルフ場やゴルフ場予約のサービスを行っている所よりもゴルフ用品を扱っている企業の方が活況となっている可能性がありそうです。

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