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FF14日記25 蒼天のイシュガルドを終えて。

※この日記にはFF14本編のネタバレが含まれています。注意してください。

一気に飛びますが、あまりにも面白くて一気にメインを進めてしまった+日記にかけるウェイトが重くてしんどくなったので、一気にまとめることにしました。一度FF14の物語にも心の整理をつけたかったので。
あと、蒼天関連はあまりにも刺さるものが多くて蒼天が終わった後にもご褒美のようにイイ!話がたくさんあったので触れていければなと思います

絶望な状況とわずかな希望。吹雪の中、フォルタン卿の語りで始まる物語


拡張パッチ第七星暦で、信じていた者たちから裏切られ利用され大切な暁の仲間とはぐれはぐれになった冒険者とアルフィノ、タタル。
そんな3人はイシュガルドへの石橋をゆっくり支えあいながら進みます。
はじまり方からして、今までの新生拡張とは雰囲気の気合の入りよう。
そこからもうすでに好きな感じであった。



迎えてくれたフォルタン家の暖かさも良かっただろう。
この暖かさがあの本当に面倒くさくて嫌だった飛空艇探しの時の貴族たちとのやりとりもここで随分と報われたなとはこの時思いました。  


飛空艇探しの時から、あちらこちらに働きかけてくれたりイシュガルド行きのきっかけを作ってくれたオルシュファンはもちろん(彼については後ほど語りたい)貴族の長でありながらも柔軟な思考を持つエドモン•ド•フォルタン卿、未熟だが長男としてしっかりもののアルトアレール、そして全てにおいて貴族のぼっちゃんといった感じのエマネラン、彼は最初のクエストでも任務先で気になっているラニエットの気を引く事ばかりを考え、任務に身が入りません。が、それをなんとかサポートし、支える頭のいい従者オノロワ。
フォルタン卿とは長い付き合いで、幼きオルシュファンに剣の特訓もしたという家令のフィルミアン。など絶望の中の僅かな希望をこれから掴みに行く冒険者にとってこれほど安心できる家はなかったであろう。



4人の珍道中


冒険者、アルフィノ、イゼル、エスティニアンがフレースヴェルグに会いに行くまでの過程がすごく好きだった……。


最終的な目的(竜詩戦争終結)が合致しているとはいえ、アプローチの仕方が正反対で喧嘩ばかりのイゼルとエスティニアン。


理想を高く持ちながら、純粋であり育ちが良かったからこそ利用され裏切られた落ち込んだものの希望を見出し頑張るアルフィノ、そんなアルフィノをぶっきらぼうながら弟のように見守るエスティニアン(後にエスティニアンが故郷と家族をニーズヘッグによって滅ぼされたときに弟を失っていたことも分かります)
ラーヴァナ戦でのシヴァに蛮神化しての闘いはかっこよかった。

その一方モーグリをみて実は可愛くてフカフカしたものが好きだとわかるイゼル。


その一方イライラする豚とか公式とは思えない悪口言っちゃうエスティニアン。とまあここの一連のクエストは過去作を彷彿とさせる冒険道中な感じですごく微笑ましかった。
ここで、とあるモーグリが昔槍をつかったモーグリ、モグがいたというのだが、FF6の事でしょうか?ファンサですね。

いざ、フレースヴェルグへと会う前の日の焚き火を囲んでの会話がそれぞれがそれぞれへの想いを吐露する良い好きなシーンでした。


兄と弟してる…。


長命と代替わりで伝え生きていく短命種とのかかわり



事の発端を辿ると、七大天竜フレースヴェルグと人間の女性シヴァが愛を交わし、それをきっかけに蜜月の関係へとなったドラゴン族と人間。
だが、ドラゴンと人間とでは生きる時間の長さが違う永遠に一緒にいたいと懇願するシヴァの想いを汲み、フレースヴェルグはシヴァを食らい二人は永遠に一緒にいることにしたのでした。



親交を深め、竜の力の源がその双眸にあると知った人間達。
その力に目が眩んだ者たちが初代イシュガルド王トールダンがフレースヴェルグとニーズヘッグの妹竜ともいわれている七大天竜ラタトスクを殺し、十二の騎士達とその目を奪い喰らってしまう。怒り狂ったニーズヘッグが攻め込むもまた双眸を奪われてしまうという何とも凄惨な発端でした。

印象に残ったのが、フレースヴェルグに4人で会いに行った時の

「竜と人とでは、あまりに時の尺度が異なる。
お前が謝罪の言葉を述べるのは簡単なこと。発端となった裏切りは、お前自身が成したことではなく、遠い昔の「歴史」に過ぎぬのだから。
だが、我ら竜にとって……ニーズヘッグにとっては、未だ色褪せぬ、「今」なお続く心の痛みなのだ」


という、長命な種と短命な種族との絶対に分かり合えない時間の隔たり。
罪の居場所。実際に罪を犯した人物はもうおらず。

さらには、現在のイシュガルドの人間はすべて竜の眼を食らった十二騎士達の子孫であるという。にも関らず貴族制が存在するのかといえば、爵位を捨て平民となったものたちがいたからでした。

それは、イシュガルド全ての人間に竜の因子が存在することになり、竜の血を飲ませ異端者が産まれる事につながる。
未来永劫イシュガルドを苦しめ続ける事こそがニーズヘッグの目的。


そして、それを突き付けることは現在のイシュガルド聖教を根底から崩し、
現イシュガルドに混乱をもたらすもの。
千年もの間続けてきた秩序を根底から崩すような事を、現教皇トールダン7世が許すはずもなく…。

ラウバーンの救助。ナナモ女王の生存


アルフィノを裏切ったクリスタルブレイブのイルベルド達を退け、ラウバーンを助けるしかしまあユユハセの憎たらしい顔といったら…。

相変わらずの有能ユウギリさんとドマの忍びの皆さん

イルベルトはどうしても祖国が救いたいという気持ち。
私にはきっと分からないだろうなあ。
分かるとしたら、彼はもう誰も信用できない状況にあるんだろうなと思います。裏切った側の人間は、常に自分も裏切られるという恐怖が常に付きまとうのでしょうし。

ナナモ王女も実は生きており全てはロロリトの介入によるものでした。
ロロリトとかいう男すげえ。
彼の事は良く知りませんが、色々エピソードがありそうです。

どんな時でも自分に厳しいアルフィノ君。


クリスタルブレイブ解散を伝えに行ったアルフィノを迎える彼を慕う者たち。

石の家にアリアヌさんホント好き。





大切な親友の死

おそらく蒼天のイシュガルド、下手するとFF14内で最も辛く。すべてのプレイヤーの印象に残る場面だったでしょう。教皇庁への突入。


アイメリクはイシュガルドの未来を考え、ドラゴン族達との千年に及ぶ竜詩戦争を終わらることを叫みます。

が、それをトールダンは愚かな息子と一蹴。
確かに、千年もの間起こり続けてきた戦争、そしてイシュガルドの宗教観、築き上げてきたものがすべて崩れるとその混乱はとてつもない事になるんだろうな、でも結局のところトールダン以下蒼天騎士団がやっていることは一方的な民への支配であり欺きなのでは…?雲霧街の飢えた人々の事はおそらく何も思っていないでしょうし…。


この問答のスキを見て光の戦士とオルシュファンは目で合図しトールダン達の元へ。ここも付き合いが長い、お互いを信頼しあってるからこその表現である。


しかしその時でした教皇庁の上に異形と化した蒼天騎士団の一人が。槍状のエネルギーをつくり光の戦士へと投擲。

危ない!と盾で槍を見事受ける盟友オルシュファン!さすが、頼りになる。と思ったのだが

その槍の威力はすさまじく盾を貫きオルシュファンの身体を大きく穿ち貫いてしまいました。

アルフィノの懸命の回復魔法も傷が深く治癒できません。

こんな時でも光の戦士を気づかうオルシュファン。プレイ中は頼むから喋らないでくれ、あとアルフィノ回復魔法やめないで続けてあげて…!!とずっと思っていた。



こんな冒険者の顔を見る事になろうとは。
オルシュファンは蒼天騎士団ゼフィランの槍から盟友を護るという大役を果たしたのだ。


新生編で、帝国に砂の家が襲われ、絶望から立ち上がろうとする冒険者とアルフィノ達がエンタープライズを探しに行った時に暖かく協力してくれたのが出会いの始まりでした。

そのあと新生拡張第七星天編終盤では、クリスタルブレイブに裏切られ、またもや散り散りになってしまった冒険者、アルフィノが助けを求めると暖かく迎え入れてくれ、自分の客間を雪の家としてつかってくれ!なんていう本当に頼りがいのある暖かいまっすぐな人物だった。
焦るアルフィノを優しく止め、フォルタン伯爵が後見人になるようにしてくれるように働きかけ、ナナモ女王殺害疑惑の潔白を晴らすために時間を作ってくれたのも彼のおかげだった。

正直なところ、新生や第七星天偏はどうにも信用できない人物たちが多く、陰謀も渦巻きシナリオをプレイしていて息苦しさを感じる場面も多くあった。

その中で友であるフランセルが異端者疑惑をかけられた時もそんな事をする奴ではないと、主人公に協力を求め、自分も動く。
ちゃんと人物の本質を見ている人だったと思う。そして勇敢でもあった。
すっかりFF14にのめり込んでいた私はオルシュファンが登場する度に面白いし、いいやつだなぁ。と笑顔になっていたと思う。
プレイヤーにとっても彼は盟友であったろう。

ゲームをやっていて久しぶりにへこんだ。
かけがえの無い盟友を失ってしまった。

ここにきてプレイヤーと冒険者がすごくシンクロした気がした。そんな場面であったとも思う。

ヤ・シュトラ復活。新たな拠点イディルシャイア

FF6でも登場したあの魔大陸。古代アラグ帝国が作ったという。空に浮かぶ機械の島。
直前にヤ・シュトラが復活したり、ビスマルクを倒したり。魔大陸に貼られた魔法障壁を破るためにエーテルラムを作るためにマトーヤがいるシャーレアンがあった場所、低地ドラヴァニアイディルシャイアへ。

コントやってて面白かったイディルシャイア。




やっぱり炎には弱いビブロスくん。グブラ図書館はコンサポでマトーヤの使い魔のカエル君が連れて行けるのですが可愛いのでぜひ。

ヤ・シュトラの師匠だけあって一筋縄ではいかない感じでしたが、マトーヤからヤ・シュトラへの親心を知れるイベントもあって良かった。
それはまた後日。


いざ魔大陸へ。思いを受け取る冒険者

いざ出発の前に様々な人たちからの想いを受け取る冒険者。





もうすでに辛い。

うちの冒険者さんは覚悟の深紅の鎧で決戦に臨みました。




このシーンめちゃくちゃ格好良くて…、人が竜に乗ってくる、人が巨人になるってのがそもそもウルトラマン的な格好良さもあるし、BGMはシヴァ戦のBGMだい。
かっこいいー!と見てる時はテンション上がってたけど、イゼルはここで犠牲になってしまって悲しい。

進行中は仮面してたから分からなかったんだけど、見返したら冒険者も。ものすごく悲しい顔をしていた…。

果たして彼女は幸せだったのだろうか?
彼女の想いも背負い冒険者たちは前に進むしかないのでしょう…。

魔大陸アジス・ラー上陸




魔大陸といえばやっぱりそうだよなああああああ!と懐古厨おじさんは歓喜した。
進むとわかるが本当にやりたい放題していたのが分かるアラグ帝国。
魔物のキメラは当たり前、おそらくイクサル族に近しい種族の物を魔物と掛け合わせたりもしていたよう…。

ティアマットとバハムート


ティアマット。
初代では風のカオスとして敵として立ちはだかり、記憶しているFF8においてはアルティミシアに敗北し囚われ駒として使われていたような思い出(うろ覚え)
大事な愛する竜が倒されて上に自分の願いでまがい物の神として利用される。なんと悲しい事か。
しかしここでもアシエン。結局すべてアシエンが原因なのか?

ついにミドガルズオルムに認められ、竜はマウントとしても力を貸してくれることに。

蛮神ナイツ・オブ・ラウンド



ありがとうフレンド



遂にやってきた最後の闘い。
蒼天のイシュガルドフィナーレを飾るのはナイツ・オブ・ラウンド
FF7最強の召喚獣と同じ名前。懐古厨おじさん大歓喜。

しかも姿もFF7の時のそれっぽい。たしか、FF7の時はエクスカリバーを持っていたけど、今回は聖剣アスカロン。竜退治のための剣。
とりあえずサクっとラハブレアはアスカロンにより消滅。新生で利用されたガイウス達も少しは浮かばれるでしょうか…。
つか、そんなご先祖様のご遺体を剣にしていいのか…?

勝利したけど、ここはトールダンの言葉に同意せざるを得なかった。
千年かけて作り上げた神を討伐する冒険者、光の戦士の力。
逆光のシルエットとあいまって底知れなさを感じた演出でもありました。

ありがとうフレンドさん達。

ミドガルズオルムお父さん、もうちょっと息子さんの
御教育をですね…。いや何でもないです。

これどこ?月?


つづく!
イシュガルドは千年の偽りの歴史から氷解し、エオルゼア4国同盟に加わりようやく竜との対話を経て互いに歩み寄りを見せ始めました。
全てめでたしめでたしとはならず、エスティニアンはニーズヘッグに乗っ取られたまま姿を消したまま。


物語は拡張パッチ竜詩戦争完結編へ


















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