ブルーベリー観光農園準備〜2022年の整地作業の続き〜
グランドカバーとしてのバーク材利用は失敗
なかなか記事にできず、作業自体はもう1年ほど前のものになります。
荒れ放題だったブルーベリー畑予定地の整地作業ですが、地元の業者さんに表面をきれいに鋤き取ってもらった後、雑草対策でバーク(樹皮)材を敷き詰める作業を自前で進めていました。
結論から言うと、バーク材はうまくいきませんでした。
原因は一般的なバークチップとの違い
雑草対策やマルチングの目的で一般的に使われるのはバークチップ。ホームセンターや園芸店などで販売されているバークチップは、赤マツや黒マツの樹皮を細かくしたものです。
しかし、これを全面に敷き詰めるほどの予算はかけられないので、地元の製材所で出る樹皮をもらってきて敷き詰めるつもりでしたが、これがどうにもうまくいきません。
チップになっていないバーク材をきれいに平らにするのは無理があったようですが、これはやってみたから分かったこと。
この辺の山は杉の木の産地なので、杉の香り漂う農園にしたかったのですが仕方ありません。雑草対策としては防草シートを敷くことにしました。
バーク材は境界部分の雑草対策に
そのため、バーク材は脇へ寄せて積み上げることに。
隣の敷地も耕作放棄地なので、隣から侵入してくる雑草を抑制するために活用します。
ここからは余談ですが、この整地作業のために中古のショベルカーを購入しました。ネットオークションを利用したのですが、届いてすぐにダメになって、あっという間に鉄くずに…。大きな勉強代を支払いました。
そのほかにも、養液栽培の業者ともいろいろありましたし、個人資本で進める観光農園の準備作業は予想外のトラブルや計画通りにならないことばかりです。詳しくは書けませんが、いつかこういった経験が同じように観光農園開業を目指す方の役に立つかもしれませんので、簡単に記録しておきます。