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ざっくりイジメ現象学まとめ

ガチッとした記事を書きたいと思いつつ、筆は進まぬので、あー、えー、書き散らかすことにする。


Q1.日本でどうしてイジメが起こり続けるのか
A.イジメを無くそうとしているから

イジメとは群れであり、いわば人間そのものなので、無くそうとすることで必ず誰かがその場から追い出されるような働きが生まれてしまう(クラスから追い出される人間が出てくる)。そもそもの前提認識に問題があるからこそどこでもイジメ問題が起き続けている。


Q2.イジメ問題とは何か
A.人間関係の齟齬

イジメは基本的に「やる」ものではなく「なる」もの。交通事故のように殆どは結果的に起きてくる問題。だからこそ友人や仲間同士などの身近な関係性で起こりやすい。「イジメはやってはいけない」と教えるとイジメ加害者に育っていく可能性が出てくる。


Q3.どうすればイジメ問題を少なくできるのか
A.加害者をも守ること。

短絡的な加害者が悪という発想は、全て失敗者叩きに繋がっている(失敗によって他者を傷付ける可能性があるから)。これが日本のイジメ問題の核であり、加害者をも守る重要性が理解できていない人は精神年齢が中学生レベルで止まっている可能性がある。


Q4.どうすればイジメ問題を乗り越えられるのか
A.基本は加害者叩きからくる失敗者叩きなので、失敗しても許してもらえるような関係性を築くことが第一。

一緒にいると楽しくなれるような人間を目指すのが吉。それが無理なら失敗者叩きに来た存在を返り討ちにできるような力や仲間を揃えること。ただし前のめりになりすぎると簡単にイジメ加害者側に陥るので注意。それも無理そうなら人間の扱いに長けた大人のいる環境に移ることをお勧めする。


Q5.警戒すべきポイントは
A.イジメを悪だと考える監督者の下では失敗者叩きが横行するため、何も行動を起こさないことが利になる場合が多い。しかし反対にイジメ撲滅を目指す監督者の下では、何も行動を起こさない人間を加害者だと捉える場合が多い(傍観者は加害者と同罪論が増加する)。

皆にノリを合わせることが大事。同調することで摩擦を少なくすることが可能となる。無理そうならイジメ撲滅に付き合わないで居られる大義名分があると良い(例:本当は皆と一緒にいたいのですが祖父母の介護があって時間が取れないのです…的なもの)監督者の納得を引き出せれば庇護が得られる可能性がある。


Q6.現在イジメられていたら何をすべきか
A.証拠を集め問題に対処するということ。

現代人は感覚が酷く鈍っている人が大量に存在している。そういった人にイジメ被害の辛さを理解してもらおうとするのではなく、証拠を集めて問題を見える化(可視化)していくということが大事。加害者側がこれ以上近づいて来ないように、また教師を始めとした大人たちを対処せざるを得ない状況に引っ張り出すために重要となるのが確かな証拠だということ。脅すためではなく、あくまでも協力してもらうためのものだと捉えるべし。


以上、パッと思いついて勢いで書いてみたイジメという現象についての話でした。


とどのつまり、人間同士どのように行動していけば(強く)ぶつかり合わないで済むかがイジメ問題を考える上で重要なポイントだということです。

基本的にトラブルを招きやすい考え方や有り様というものは、セオリー(理論)として成立しているものなので、イジメ被害者加害者を問わず、“認知行動療法”などを学んでみることをお勧め致します。


また特にイジメ加害者の親は正義ばかりを振りかざすタイプが多く、逆にイジメ被害者の親は人間音痴の傾向が強い問題があるものです。親が人間という生き物の生態に詳しくなることができれば、それを子供に伝える形で共に成長していくことも可能になるかもしれません。余裕があればネットの文献だけでも調べてみることをお勧め致します。


イジメとは群れであり、イジメることは群がることを指す言葉。

それは「やる」ものではなく「なる」ものであり、多くは人間関係の齟齬の結果として発生してしまう問題。

正義よりも距離感を重視した対策の組み立てをお勧めしておきます。


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