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どんど焼き

1月9日(日)の夕刻、地元地区で “どんど焼き” が行われた。
どんど焼きは日本各地で行われる小正月の行事で、呼び方は各地まちまちらしい。
因みに長野県内ではどんど焼き、道祖神祭り、三九郎などと呼ばれているそうだ。

我が地元では “どんど焼き” そして “道祖神祭り” と呼んでいる。
呼び方はさて置き正月に各家庭で飾った門松などの正月飾りや書き初めなどを持ち寄り、火を付けて焼き無病息災や豊作を祈る祭りである。

他地区でもそうかもしれないが、我が地元では前年の12月はじめに早くも祭りの準備が始まり、地区の役員などが中心になってもみの木、竹、わら等を使って円錐状のやぐら?を組む。
そして雪から守るためブルーシートで覆っておく。

年が明けそして当日、12才の年男、年女の6年生を中心に子供達が各家庭を回ってお祓いをしながら集めた正月飾りなどを、円錐状のやぐらの回りに飾り付け夕刻を待つ。

そして夕刻、三々五々集まって来た地区の人々が見守る中、子供達が道祖神にお参りしその後、年男、年女の子供達が松明からやぐらに点火する。

火は徐々に燃え上がり、煙はオレンジ色に染まり始めた空に向かって登って行く。
地区の人々は火を囲み互いに新年の挨拶を交わしたり、同じ地区の住民とは言え久し振りに合う人は、近況を報告し合ったりする。

飯縄山を背に花火も🎇

一昨年までは振る舞いの酒や豚汁、餅などの楽しみがあったのだがこの2年はそれがないのが少し…いや、かなり寂しい。今年こそコロナを克服し元の暮らしに戻ることを、燃え盛る火を見つめながら祈った。

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