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中国と信頼醸成!と主張する朝日の見当違いな社説

今日の朝日の社説はこれです。

冒頭には次のようにあります。

透明性を欠く軍拡を続け、既存の秩序に挑む中国の対外政策が、地域に緊張をもたらしているのは紛れもない。だが、力による対峙(たいじ)を強め、経済安全保障の名の下に、相互依存関係の切り離しを進めるだけでは、平和と安定は保てない。米国の前のめりな姿勢を抑え、対話や信頼醸成の取り組みを交えた共存の道を探ることこそ、中国の隣国でもある日本の役割だ。

典型的なイエス・バットYes But論法です。

アレです、以前売れないセールスマンのやり口ですね〜と書いた、詭弁の一種です。相手の主張にも理解があるように見せかけ、その実、正反対なことを主張する。朝日の主張はもちろん、「バット(だが〜)」の後です。

朝日によると、軍拡せず、余計なことも言わず、中国を刺激せずに、対話して、経済依存を強めれば、信頼を醸成することができ、それによって平和と安定が保たれるそうです。

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