TBS須賀川氏が隠すガザの現実

日本ではパレスチナ自治区ガザというと「天井のない監獄」という枕詞とともに報じられるのが常で、とにかく悲惨な場所であり、そこでは移動の自由もなく、貧困がはびこっていて、それもこれもすべてはイスラエルの占領のせいだということになっています。

日本のメディアのガザ報道は、テレビも新聞も含め、ほぼすべてこの路線といっても過言ではありません。

なかでもこの「悲惨なガザ」「イスラエルの占領の犠牲者としてのガザ」というイメージを積極的に発信し続けているのが、TBSの中東支局長なのにロンドン在住の須賀川拓氏です。

ガザの武装勢力「イスラム聖戦」が主催するサマーキャンプ、という名の戦闘訓練に参加した、ムハンマド君13歳。

彼は1ヶ月前、イスラエル軍による空爆で父親を殺害されていす。

ガザで子供たちが過激な教育をさせられている！と批判することは簡単。コンテクストを理解し、何ができるかを考えたい。 pic.twitter.com/m3jUOh22m1

— 須賀川拓 TBS Television🇯🇵 中東特派員 Hiroshi Sukagawa (@HiroshiSukagawa) June 24, 2023

ガザのミリタリーキャンプに参加していたムハンマド君。キャンプでは険しい表情だったけれど、ビーチに来ればこの表情。

戦争さえなければ、子供たちは訓練などせず、こうして遊ぶことができます。 https://t.co/IghO3iQJuL pic.twitter.com/sodMpfaYhf

— 須賀川拓 TBS Television🇯🇵 中東特派員 Hiroshi Sukagawa (@HiroshiSukagawa) June 27, 2023

とにかくガザは悲惨なんだ！子供が犠牲になっているんだ！全部イスラエルのせいだ！と須賀川氏は強調し続ける。

しかし実は、ガザの子供たちはみんながこのように軍事訓練キャンプに参加しているわけではなく、全く違う夏をエンジョイしている子供たちがいます。

たとえばこちら。