中国の「臓器狩り」の実態
国連人権理事会の特別報告者12人が14日、中国の「臓器狩り」の実態について極めて憂慮すべきだとする報告書を公開しました。
読売新聞はこれについて15日、次のように伝えています。
国連人権理事会の特別報告者は14日、中国当局がウイグル族やチベット族の囚人らから同意を得ずに臓器を摘出している懸念があるとして、中国政府に、国際的な独立組織による調査を受け入れるよう求めた。
中国当局による少数派を狙い撃ちにした「臓器狩り」については、過去何度も非難され、報道もされてきましたが、国連機関がこのように公式な形でこれを批判したのは稀なことです。
それなのになぜ日本のメディアは、読売しか報じないのでしょう(もし他社でも報道しているとしたら、そこは除外してください)?
ニュースバリューがないと判断しているのだとしたらその判断には相当な問題があり、中国に不利だから報道しないのであればそれはますます問題です。
当該の報告書の概要はこちらで確認することができます。
次のようなことが書かれています。
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