英下院議員がイスラム過激派テロで殺害
イギリス、ノルウェーとヨーロッパでテロが相次いでいます。いずれもイスラム過激派によるテロと見られており、現地では大きな衝撃をもって受け止められていますが、日本ではあまり報じられていないようです。
日本のメディアは基本的に「イスラム教とテロは無関係」という立場をとっているので、イスラム過激派によるテロについては滅多に報じませんし、報じる場合にも必ずといっていいほど「テロリストは差別され疎外された犠牲者」だといってテロリストの方を擁護します。
今回ヨーロッパで時をおかずして発生した2件のイスラム過激派テロについて、日本のメディアがどう報じるかは、あるいは無視するか、私は興味を持ってみています。
今回、イギリスで殺害されたのは与党・保守党のデビット・エイメス下院議員です。
エイメス議員は15日、イギリス南東部エセックス州の教会で有権者との集会に参加していたところ、突然男に刃物で刺され死亡、25歳の容疑者が拘束されました。
テロ対策担当官が捜査を指揮し、警察当局は今朝の声明で「この攻撃はテロである」とし、初期調査では 「イスラム過激派に関連する
ここから先は
1,300字
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?