「原爆は単なる大きな爆弾」という誤解
レバノンの首都ベイルートで巨大な爆発が発生し、163人(今日現在)が死亡、6000人以上が負傷し、数十万人が家を失うという大惨事となったのは、8月4日のことです。
ベイルートのアッバード知事は爆発現場であるベイルート港を訪問し、「まるで広島と長崎に対する原爆攻撃の跡のようだ」と述べました。
広島に原爆が投下されたのは1945年8月6日、長崎に投下されたのは9日のことです。
しかしアッバード知事がベイルートの爆発と原爆を比較したのは、必ずしも原爆の日が近かったからではありません。
中東諸国では、広島と長崎に原爆が投下された
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