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日本は「世界のお荷物」なのか
世界銀行が男女格差についての最新の報告書を公開しました。その中で、日本は190の国と地域のうち80位タイとされています。
昨年は74位だったので、順位は下がっています。この数値、基準によると、世界の中で日本は、相対的に男女格差のなかなかに大きな、ダメな国だ、ということになります。
男女格差といえば、世界経済フォーラム(WEF)が公開しているジェンダーギャップ・リポートも有名です。2019年12月に公表された最新版では、日本は153カ国中121位で、先進国で最下位とされています。
ジェンダーの問題に詳しい上智大学教授の三浦まり氏によると、「世界的には、日本はもはや『問題児』とみなされている」そうです。これをもとに朝日新聞は「男女格差で『世界のお荷物』に 121位日本の現在地」という記事を出しています。
しかし本当に日本は「世界のお荷物」なのでしょうか?だとしたら、日本を背負い、重いなあと困っている「世界」とは、いったいどこなのでしょうか?そんな「世界」は、本当に存在するのでしょうか?
気をつけなければならないのは、こうしたランキングは、あくまでも一定の価値観に基づくものであり、必ずしも男女格差を絶対普遍的に判断したものとは言えない、という点です。
ジェンダーギャップ・リポートは、
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