毎年夏には杜若をいける
私が所属している流派ではそういうことになっている。
大きな流派ではないので、各支部に属している人が集まりやすくコミュニケーションの密度はそこそこあるのではないかと思う。
普段はmustでやらなければならないことはないのだけど(だから忙しかったり普段来る曜日によってお稽古では会わない人もいる)、全国数か所で開催される年に1回の夏期講習だけは参加する必要がある、ということになっているらしい。
夏期講習で師範代への昇級試験(実技)が実施され、この講習を受講することが次の免許の申請要件となっていたはずだ。
最近はコロナ禍を経てシステムが若干変わって、講義の受講はオンラインで受けることになっており、かきつばたの実技講習は任意ということになっているらしい。
任意ではあるものの参加率はそこそこ高い。
特殊な花材なので生けられる機会が珍しいのもあって、私もいけばなを習い始めて4年目に夏期講習を受講するようになって以降は大体毎年参加している。
ちなみに4年目くらいまでは免許の階級が初心者マークだったので、夏期講習は任意であり、会場も家から若干遠かったのもあって受けていなかった。(今はシステムが変わって基本的に受講することになっているはず。)
毎年いけて写真を撮っていると、どんどん変化していくのが面白い。
初めての時にいける少し簡単な形、2回目以降~ちょっと上達してきた頃の基本の形、応用発展形の2つの形、と生けあがりの姿も段々と変わっていく。
13年もいけていれば、さすがにちょっとはマシになっていると思いたい…
そんなかきつばたのお稽古の記録を、ここら辺でまとめておこうかなとふと思って今回のnoteにしてみました。
杜若は本来は春の花なので、春の杜若の方がいけやすいと思います。