成果を出すためには、文化と仕組みの両方を変える必要がある
システム投資だけじゃ成果は出ない。
業務をシステムに合わせる。
こういった意味を改めて再認識させられ、かつ新しい観点をもらった本でした。
ということでチェンジザルールを読んだので簡単にまとめ
一言で表すと?
成果を出すためには、文化と仕組みの両方を変える必要がある。
システム導入だけをしても成果(利益)は出ないよって話。
成果の定義をステークホルダーごとに考えてみると良いかも。
システムを変えるだけではなぜ成果が出ないのか?
システムがボトルネックを解消しても、それに組織の業務プロセスがついてこない。
製造工程に対してシステム導入して業務改善すると、在庫がたまってかえってコスト増になる。
文化を変えるってどういうこと?
基本自分たちのことしか考えない。
評価基準もそこに置かれているから、それが正だとすら思っている。
製造担当は、製造をなるべく早く、たくさんの量を製造することを目標に置くのは想像に出来ると思う。
一方で、システム導入したことで、そうも言っていられないので、全体(自社以外にもステークホルダー含め)を再度見直すことや、価値観や、評価基準などを変えていく必要がある。
それは簡単なことではないので、リーダーシップやコミュニケーションが重要になる。「影響力の武器」とか参考になるのかも。
問題は、これをシステムベンダーだけが知っていても実現できないわけで、クライアントの姿勢も問われる。逆も然り。
最後に
システム開発やる人、システムを売る営業はまじで読んだ方が良いと思った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?