Azure OpenAI触ってみた~自社データを検索させてみるpart2~
おはようございます、いつきです。
今回は、Azure Storageのテーブルに入っている個人情報や、ナレッジデータを検索するというシーンを想定して検証してみました。
前提として、Azure Storageのテーブルに個人情報を3件登録しています。
Azreu Searchを新規に作成していきます。
データソースをAzure Table Storageにして、今回個人情報を登録しているテーブルを指定します。
取得できるデータを選択しつつ、性別をフィルター可能なカラムとして選択してみました。
登録していた3件のレコードを取得できました。そこまで問題なくサクサク進みます。
では、ChatGTP プレイグランドで、先ほど作成したCognitive Searchのインデックスを選択しました。
チャットセッションで少し難航しましたが、「社内のデータに…」という接頭語をいれたところ無事に欲しいデータを取得することができました。アシスタントの設定が悪いのか何なのか…
性別をStringで登録しているのが悪いのか、うまくいかず。ここら辺もう少しやり方があるかもしれないです。
特定の人の情報はうまく取得できました。数万件のデータになったときにどのような挙動になるのか気になりますが、こんな感じでサクッと出してくれるのは良いですね。
以前情シスのコミュニティで会話したのですが、Salesforceなどの情報を同期させ、それを検索させるやり方と組み合わせると面白いかもしれないです。
ちなみに、今回個人情報をテーブルのデータとして選択していますが、結構危ないことをしていると思うので、本番環境でご利用する際は慎重にセキュリティの設計をしてください。
今後NotionのデータをAzure テーブルに追加するとかして、ナレッジをテーブルに同期するとか検証してみたいなと思います。
まずはテーブルに入ったデータを利用してAzure OpenAIで検索出来たので満足です!それではまた来週!
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