IITOYO Guide

フーディー体験を得意とする通訳案内士、英語のツアーガイドです。平日昼間は製薬会社でデジタルマーケッターしてます。

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最近の記事

【このアップは5/4/2020に7日間ブックカバーチャレンジ7日目に挙げたものです】

七冊目はこちら。 塩野七生の「ローマ人の物語」 私が知る限り宗教色のないローマ史はこちら。 基本ローマ史はキリスト教色をぬぐうのは難しいですからね。 さすがイタリア在住ですが日本人が書いたローマ史。 バイアスのかかっていないローマ史は日本と外国について考察を述べるときに非常に役立っています。 昔読んだのは単行本(各巻800ページ全15巻)でしたが、よくも読書苦手の私が読み切れたと今でも感心します。 亡くなった父が読んでみたいと私の勧めた本を初めて読んだ本でもありました。

    • 【このアップは5/3/2020に7日間ブックカバーチャレンジ6日目に挙げたものです】

      六冊目はこちら。 小野 博の「バイリンガルの科学」 4歳から8歳までほぼ英語でコミュニケーションをとっていたけど帰国してからはおおよそ半年くらいで「すっかり」英語の「え」の字も忘れてしまいました。これは当たり前のこと、人間の順応性の話。 しかし、その後すべての教育を普通の日本のシステムの中で受けてきて、つまり順応してきたにもかかわらず、「帰国子女」というレッテルはいつまでたっても、大人になってもついてくる。 「帰国子女はいいよね」というバイアス。どれだけ日本の教育、とりわ

      • 【このアップは5/2/2020に7日間ブックカバーチャレンジ5日目に挙げたものです】

        五冊目はこちら。 井沢元彦 の「言霊」「言霊II」 今でも日本人は気にする呪術的な、しかし迷信とまで言い切れないが確かにこの文化の中にあること。 それによってさまざまなことが影響される。 主語不在でも通じる、相手との関係性やその場の雰囲気(空気)も読みながら進められる日本に特異なコミュニケーション。(ほかにもそのような言語・文化はあるかもしれませんが、何れにしてもマイナーですよね) 宗教不在で語られてきた日本文化のコアの一つ。 #bookcoverchallenge #

        • 【このアップは5/1/2020に7日間ブックカバーチャレンジ4日目に挙げたものです】

          四冊目はこちら。 Roger Fisher & William Ury の「Getting to Yes」 企業内語学研修の企画や提案をしていたころ、英語によるビジネスコミュニケーションスキル研修(プレゼンテーション、ネゴシエーション、セールススキルなど)を企画提案するセミナーやサービスがどんどん受け入れられるようになったきっかけになった書。 また、ある程度のレベルの教育を受けてきた人は日本に限らず欧米でも同様の考え方をシェアしているんだな、と少しほっとした書。 バブルが

        • 【このアップは5/4/2020に7日間ブックカバーチャレンジ7日目に挙げたものです】

        • 【このアップは5/3/2020に7日間ブックカバーチャレンジ6日目に挙げたものです】

        • 【このアップは5/2/2020に7日間ブックカバーチャレンジ5日目に挙げたものです】

        • 【このアップは5/1/2020に7日間ブックカバーチャレンジ4日目に挙げたものです】

          【このアップは4/30/2020に7日間ブックカバーチャレンジ3日目に挙げたものです】

          三冊目はこちら。 Isaiah Ben-Dasanの「The Japanese and the Jews」 多くの異文化間コミュニケーション関連書を読んだ中で、恐らく最初に読んで納得した書。 書いたのはご存知の有名日本人作家ですが、その方の入門書としてもいい書だと思います。 「日本人は安全と水はタダだと考えている」というtake awayは40年以上たっても自分の考え方の奥底に横たわっている。 欧米人が「日本人も中国人も韓国人も同じでしょう、Far Eastは」と普通に思

          【このアップは4/30/2020に7日間ブックカバーチャレンジ3日目に挙げたものです】

          【このアップは4/29/2020に7日間ブックカバーチャレンジ2日目に挙げたものです】

          二冊目はこちら。 井沢元彦の「穢れと茶碗」 日本人以外にはない感覚や習慣、それが見事に溜飲が下り、タブーも腑に落ちる、そんな感覚を是非シェアできればと思います。(中身は説明していないよね?) 日本史の中で宗教に関する影響が記載されていないのは普通ですが、それがその時代当たり前だから書かない、ということに起因していることが理解できるとunderstandingが非常に深くなりました。 #bookcoverchallenge #japaneseculturebasic #人

          【このアップは4/29/2020に7日間ブックカバーチャレンジ2日目に挙げたものです】

          【このアップは4/28/2020にFBの7日間ブックカバーチャレンジで1日目に挙げたものです】

          一冊目はこちら。 渡部昇一の「日本史から見た日本人」古代編・鎌倉編・昭和編 外資系に勤め始めて外国人とのコミュニケーションも増え始めたころ、バブル真っ盛りで「ご遊学」をあそばして中途半端に英語ができるように聞こえた「バイリンガル」が日本人としてのアイデンティティを持たずに多くの間違った情報を彼ら彼女らの接点でバラまいてくれていることに忸怩たる思いでいたころに読んだ本。 団塊のしっぽ世代の我々は、彼らと同様日教組にどっぷりつかった教育を受けてきて、日本人としてのアイデンティテ

          【このアップは4/28/2020にFBの7日間ブックカバーチャレンジで1日目に挙げたものです】