「頼る先は家族でなくてもいい」その言葉が何よりの救いだった。
本当に真剣に解決したいなら
両親に相談するのが一番なんじゃない?
そう言ってくれる人もいますが私はそれが”できない”タイプの人間でした。
連絡先とかとっくに知りませんし、多分どこかで生きているんでしょうが逆に生きていることくらいしか知りません。
一人で生活できちゃうから、いざって時以外さして問題なかったりします。(家族の話とかをされると困るけど)
でもその「いざって時」が本当に来てしまったとき、支えてくれる存在がいないというのは胸が締め付けられるほど恐怖なモノです。
今日は家族に頼れない人に向けて深く狭く語っていきます。
家族がバラバラになった。
眼に見えて自覚したのは21歳になったころ。私は社会人一年目でした。
実家なんてものはなくなって逃げるようにして一人暮らしを始めました。自由を手に入れられた開放感に
「一人でも私は生きていける、大丈夫」
そうやってずっと自分に言い聞かせてきました。
一人でも大丈夫だもん論は、過去の私を強く支えてきましたが
「本当のピンチに頼ることができない。」
という致命傷でしかない
私の最悪の欠点をただ覆い隠していただけでした。
まだ頑張れる→まだ頑張れる→いつの間にか限界一歩手前
新卒で根性論当たり前な職場についていけなくなった時も
コロナ病棟でメンタルを追い込まれたときも(元看護師でした)
まだ頑張れるの魔法にかかって誰にも相談できずじまいでした。
家族がいなくたって
頼れる同期いなかったのか?相談できる上司いたでしょ?
…普通ならきっと居て当たり前なのかもしれません。
退職に関しては上司にも一切相談せず全部自分だけで決めて
突然に退職願を出して「はああ!あいつ私に相談なしに!?」って直属の上司ににらまれる始末。
私にはできなかったんです。
人に自分の現状を伝えて、尚且つ「助けてほしい」ってお願いすることが。
何かさらけ出そうとしても喉の奥でつっかえて言葉が出てこないんですよ。悲しさのまえに涙が出てしまう。
自分のことを話すと途端に涙が止まらなくなってしまうんです。それで驚かれるのが怖かった。
「あのさぁ泣けばいいと思ってるんでしょ?」皆にそう言われてしまう。お母さんが私に言っていたように…。
この上ない悪循環です。
家族は当然無理で、職場にもなかったし友人も同期にも泣くのがあれで打ち明ける勇気がなかった。
そんな私が相談した場所はネットを介した全くの他人でした。
その人はHSS型HSPで転職歴もあって
似た境遇なのもあって話しやすかったってものあります。天性の聞きプロだったし。
なんにせよ私のことを全く知らない人に自分のことを人生で初めて話しました。
その時も危うく涙が出そうになって…というか出てて(笑)潤んだ声が電話越しにばれないように一人で戦っていたんですけど(多分筒抜け)
その当時どういう気持ちでカウンセリングを申し込んだんだろう?
って気になる人もいるかもしれません。
顔ナシとはいえ知らない人と電話とかハードル高っコイツなんだかんだ勇気あるジャン。私もそう思うと思います
でも当日の私の精神状態は見るも無残な感じです。
「約束の時間まで、あと一時間…、30分…。」そう考えるだけで脇汗が。
通話の約束の1分前まで「バックれようバックれよう」で頭いっぱいでした(最悪)
人に相談できずに勝手につぶれて、仕事できなくなってその繰り返しを断ち切りたい
申し込みをした時点ではそんな動機だったんです。ちゃんとしているでしょ?
でも約束の直前になったら案の定、怖い発作が出て正気の沙汰でいられなくて
どうでもいい!逃げ出したい!普通に発狂しそうでした。
そんな時に私を支えたのは
不純だらけの情けない言い訳でした。
どう思われても一時間だけだから。
だからこの人の前でヘマしてたとしても涙が出ちゃったとしても
きっと明日には忘れてくれる
これをひたすらに
自分に言い聞かせてそうして臨んだ一時間だったんです。
チキりながらも挑んで、怖かった気持ちが吹き飛んで行った話は…また別の機会にお話しします。
自分の境遇を恨みさえしましたが今はこうして発信する側に立てるほどにまで回復しています。
泣いても大丈夫だよって励ましてくれる人がそばにいてくれてますしね。
同じような境遇で悩んでいる人の何か参考になれば…と思って今日は書いてみました。
「家族の問題」それだけでも結構人に話せないほどディープな悩みのはずなのにその上に仕事の悩みとか人間関係の悩みとか…
どんだけ自分は悩めばいいの?って頭を抱えると思います。
私は、「一人でも大丈夫」って歯を食いしばって頑張ってきた人の助けになりたい。
私たちが抱えるものは絶望である必要はないからです。
辛い思いをしてきた人はそれだけ幸せの重みを知っている。そんな人たちが本来の持ってる筈の幸せを当たり前に噛みしめられないなんて…そんな不公平はあってはならない。
私に救い出せる自信があるのは、家族がいなくても家族以上の存在に出会えた今の生活を実現できたからです。
動き出すのは確かに勇気がいります。
直前でやっぱりやめようか…逃げたい気持ちに駆られると思います。私がそうだったから。
でもそれは正常な心の反応であって踏み出せなかったとしても自分を責めないで上げてください。
これだけは約束です。
それでも一歩踏み出したいと、そう思ってくれたなら
私が力になります。
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