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子どもに携帯を持たせない理由
こんにちは!
iitokoroの高橋です。
子どもに携帯を持たせるか?持たせないか?
娘が私立小学校に入学するとき、電車を使うようになるため、
・携帯を持たせるのか?
・GPSにメッセージ(声)を送れる機能付きBoTトークを持たせるか?
考えました。
しかし、学校では携帯の使用は基本禁止しているため、色々と考えた結果、携帯もBoTトークも持たせるのをやめることにしました。そして、2㎝×2㎝くらいのサイズの追跡のみのGPSを持たせることにしました。
親も子も携帯頼りになる
携帯を持たせるか悩んでいた時に、周りの情報を探ってみると、こんなことを耳にしました。お互い携帯を持っていると、何かあってもすぐに連絡がとれる手段があるから、携帯頼りになって、「約束をしなくなる」と。
それがダメなわけではないけど、「約束をしなくなる」と、どうなるか?
のちに分かった。
未来のことを予測して行動するようになった娘
電車通学に慣れるまで、帰りに待ち合わせするようにしていました。
携帯を持たない通学が始まると、
習い事の日があったり、毎日予定が変わるので、
いろいろなことが起きました。
・約束の時間に遅れる
・朝、約束するのを忘れる
・約束した場所を間違える
いつもと違うことが起きた時、不安になって泣いたり、ドキドキするということを経験をします。
そのような経験をすることで、どんなことが起きるか予想するようになりました。毎朝、今日の予定を考えて、どこで約束するかを自分からコミュニケーションをとってくるようになりました。
それを繰り返していると、他の場面でも予測して行動するようになったり、約束したときに確認をとるようになります。「もしママがいなかったら、どうすればいい?」「もし約束の時間より遅くなってしまっても待っててね」など、これは携帯を持たせなかったことで力がついたことだと分かりました。
もちろん個人の性格の違いはあると思いますが。
「時計が欲しい」
そんなことを繰り返していたら、娘から「時計が欲しい」と言われました。
電車の時間を把握しているらしく、それに間に合うように学校から帰りたいと。時計を見て行動するようになるとは、なかなかの成長ぶりを見ることができました。
何かあったとき自分で考える力がついた
こうして一人での通学が始まったことで、何かあったときにサッと考えて行動する力がついてきたと思うことが増えました。
今は携帯の便利さが当たり前になってしまい、携帯がないと生活できない世の中になってしまいましたよね。
生まれた時から便利なものに囲まれていると、そういったものに頼り、自分で考える力が衰えてしまうなと感じてしまいました。
やはり経験から学ぶ知恵や知識は応用が利くので強いと感じました。
しかし初めは交番から電話がかかってきたり、駅で娘が困っているとき、たまたま見かけたママ友から電話が来たりといろいろありましたが、もう落ち着きました。
そんな姉の姿を見て、今度は妹が「学校に一人で行けるようになる!」と張り切っています。