デザインスクールでの最後の夏と秋
こんにちは。デザイン経験ゼロからイリノイ工科大デザインスクール(Institute of Design, 通称ID)に留学中のShinです。更新が滞っている間にフォロワーの皆さんの数が増えたり、個別にご連絡を頂戴していたり、本日noteを開くまで全く気が付かず失礼致しました。
夏休みは何をしていたのか?
私は以下のPart-timeの仕事を3つ掛け持ちしていました。
・Tech Start-upのProduct Design Intern
・Facultyが経営する個人会社のDesign Research Fellow
・IDのスタジオリフォームの手伝い(という名の肉体労働)
加えて、秋学期のIndependent Study(自由研究)を見据えて機械学習に関する理論やツールを独学で学んでいたため、ほぼそれで自分の時間を使い果たし今振り返ると「欲張りすぎたな」と反省する次第です。
秋学期の予定
8月末に始まり、すでに前半のセッションが終わろうとしていますが、、以下の構成で過ごしております。
①IDの授業(6単位のみ)
②Independent Study(学生が自分でテーマとゴールを設定できる自由研究/3単位換算)
③Teaching Assistant
④就職活動
私にとって今学期は最終学期ですので、メインは何と言っても就活です。①②を合わせて9単位(Full-time studentに求められる最低ライン)に留めているのもそのためです。
IDでMDesコースを修了した留学生は卒業後、OPT(Optional Practical Training)という制度を利用して学生ビザのままで最大3年間働けるため(MDM卒業生は1年)、まずは現地企業での就職を目指し日々奮闘しております。
それにしてもアメリカの就活はやることが多いです。履歴書に加え、Cover letter, Portfolio, Networkingと様々なタスクが押し寄せてきます。加えて、留学生はビザの関係から不利なためプラスアルファの仕事が多く、日本で就活をやったときの10倍は準備に時間を割いている状況です。(新卒の時はサボりすぎていたという話も。。。
Independent Studyも就職したい職種を踏まえて少しストレッチした内容にしているので、そのためのリサーチやコーディングで休まる暇もありません。
どちらも前に進んでいるものの、既に10月に突入し、残された時間は無常にも削られていきます。「現地企業に就職できるのか?どれだけ良い条件の企業で働けるのか?」という不安と闘いながら過ごす日々は中々痺れます。
時間は限られますが、自分の気持ちを落ち着けるのと、目標や進捗を報告して自らにいい意味でのプレッシャーをかけるためにも随時状況報告していきます。ダメだったらその時はその時です!
日本人ID生が急増しました
昨年の日本人入学者はコロナ禍でゼロでしたが、今年度はその反動もあってか7名の方が新たにIDでの生活を始められました!内訳はFoundation + MDes(Master of Design)が1名、Foundation + MDes + MBAが1名、MDM(Master of Design Methods)が5名です。Eddieさんと私を含めて計9名の陣容となります。
日本でDXが叫ばれる中でUXやデザイン経営が注目され、デザイン留学を考える方が増えているトレンドをひしひしと感じます。冒頭にあったフォロワーの方が増えているのもそういうことなのだと解釈しています。
ID全体としても総学生数が120-130名まで急増し、Foundation生は過去最大の28名と、昨年とは違った意味でユニークな学期となっています。
昨年はZoomオンリーの授業でしたので(それでも私はスタジオにほぼ毎日来ていましたが)、久しぶりに対面で多くの人と話すのは奇妙でもあり、新鮮でもあり、元気をもらいます。
と現状を報告させいただきましたが、今学期は私の状況が落ち着くまでこのようなライトな形での記事を書いていく所存です。
よろしくお願い致します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?