株式会社estraに入社して1年経ちました。
こんにちは
株式会社estraで人事をしております、奥田です。
久しぶりにnoteを書こうと記事作成画面を開いてみるも
とわからなくなり、気が付いたら10月の下旬になってました。。。。
(これからは定期的に書こうと思います😢)
今回は、株式会社estraに入社して1年が経つこのタイミングで簡単に1年とちょっとの期間を振り返っていきたいと思います。
フリーランスの時にお世話になった方はもちろん、会社員になってからお世話になった方にもぜひ読んでいただけますと嬉しいです。
「はりぼての自分」を変えたい(2021年8月)
2021年、8月上旬からフリーランスから会社員になろうと転職活動を始めました。理由はとてもシンプルで
「フリーランスという働き方に限界を感じていた」
「社会から目を逸らそうとしていたことに気がついた」
これらの理由からです。
前提として私のキャリアはいわゆる普通ではありません。
簡単に書くとこんな感じです。字面を見ると、向上心があると見られるかもしれませんが、僕が早期退職から転職ではなくフリーランスを選んだのは周囲に対する見栄と社会に対する反骨精神が関係しています。
「会社員よりもフリーランスの方がかっこいいし、自分に適している」
「会社に順応できない人間はフリーランスしかお金を稼ぐ方法はない」
当時の自分は凝り固まった思考によってそう判断することしかできないお子ちゃまでした。
※その後、キャリアや働き方に対する考え方は大きく変わりました。
話が逸れましたが、結果として安直な考えではじめたフリーランス業が軌道に乗ることは一瞬たりともありませんでした。
もちろん、素晴らしいクライアントさんとお仕事をしたり、いろんな人脈が広がったことには感謝しています。ただ、自分の仕事のスキルやレベルが高くなったかというと答えはNoかなと思っています。
フリーランスと名乗っているものの、得意領域がない。
いわば外見と中身が伴わないはりぼてのような人間でした。
そんな何もない自分を変えたいと思い、転職活動に踏み切りました。
(この選択をするまで時間がかかったんですけどね。。。)
転職活動を開始して多くの企業さんにこう聞かれました。
「あなたが新卒で入った会社を早期退職した理由はなんですか?」
「なぜ、転職ではなくフリーランスを目指したのですか?」
「あなたはフリーランスとして何を学んだんですか?」
当時はこれらの質問に正直に答えることがとても惨めで虚しいことだと
思い、自己嫌悪の念に感情が支配されていたこともありました。
転職活動中の出来事で今でも鮮明に覚えていることがあります。
ある企業の面接で
うちの選考が通るとか通らないとか関係なくこのままだと奥田さんは
「一生、言い訳を作って逃げるだけの人生になりますよ」
と言ってくれた採用担当の方がいました。
(そこまで言ってくれる方はいないなと今でも感謝しています)
それがきっかけで自分の弱さを具体的に認識することから始め、自己分析と企業研究に磨きをかけていきました。
株式会社estraとの出会い(2021年10月)
自分が見ていた領域がCA職(キャリアアドバイザー職)、HR領域(人事・採用)、コミュニティマネージャーの3つでした。
estraはコミュニティマネージャーの求人にエントリーしました。
(入社後はコミュニティマネージャーとバックオフィスを兼務しました)
estraの選考が始まったのが10月の上旬。
マネージャーとの面談、経営陣との面接、オフィス来訪してメンバーとのカジュアルな交流と選考は進み、10月27日に内定をいただきましてestraへの入社を決めました。
エントリーの段階から代表(福場)をはじめとする経営陣が全員、私と同い年ということに衝撃を隠せなかったですし、今でも社員とは敬語で会話をしています。
若い会社でありながら、成果に対しても愚直に向き合う姿勢がある会社だな
オフィスに行き、経営陣以外のメンバーと話してそんな気がしました。
(それとは別で話していてみんな賢い人なんだろうなと思いました。)
慣れない組織での働き方(2021年11月〜12月)
estraに入ってはじめて感じた難しさは「組織で仕事をする」というこれまで自分が意識的に遠ざけていたものと向き合うことでした。
それとは別に
・組織に馴染めるのか
・全く仕事ができないのではないか
とてもドキドキしながら仕事をしていたことを今でも覚えています。
フリーランスとしてクライアントワークをしていたことはありましたが、クライアントワークとは違う難しさがそこにはあった気がします。
そんなestraでの初仕事はPR TIMESにプレスリリースを配信する
というものでした。(最初の仕事は「広報」って感じでしたね。)
入社して2ヶ月ぐらいは仕事内容をキャッチアップしながら、社会人としての基本マナーのレベルを少しずつ上げていきました。
必死に食らいついていたからか、目の前のことで精一杯で休みの日は外出しないで家でのんびり過ごすことが多かったです。
年末最後の日にははじめて会社の人と飲み会に行き、代表の福場さんに
「採用してよかった」と言われ、これまでの努力が報われた気がしました。
そしてあっという間に2022年に入ります。
自分の無力さを痛感(2022年2月〜5月)
年が変わったタイミングで業務が追加され、全く知識も経験もなかった
「会計」「労務」の領域にも入り込み始めました。
3月は人事評価の作り直しに一点集中。
既存のものから一新したものでありつつ、組織のMVVをしっかりと意識したものを作るために周りと協力しながら最適解を探して提案しての繰り返し。
この1ヶ月は入社してから一番、組織の中に目を向けた1ヶ月だったことは間違いありません。これまでも自分の行う仕事の責任の大きさを感じていなかったわけではなかったのですが、より一層自分がしている仕事が周りに与える影響の大きさを痛感しました。
4月は3月とは打って変わり、会計に関するタスクがメインとなりました。
会計に関する基礎知識もなかった自分は上司に勧められた本をなんとか読むことから始めて会計に関するインプットをしながら日々、できるベストのアウトプットを出していくという今まででは経験したことがないぐらい自分の仕事のできなさに心を病んだ1ヶ月になりました。
足りない知識はネットで検索したり、会社に本も買ってもらいながら足りない知識をインプットする日々を繰り返してなんとかやり切りました。
(本当に環境に恵まれています。)
会社員って恵まれている(2022年6月)
フリーランス時代は周りに相談できる先輩フリーランスの方はいましたが、仕事は一人で進めるものがほどんどだったので基本孤独な毎日でした。
(周りに先輩フリーランスがいたのはかなりありがたかった)
estraに入ってからはいろんな方に支えられているなと思いながら、組織の温かみを日々感じています。
特に上司である中島さんにはいろいろな相談に乗っていただく機会がありました。(本当に感謝しています。)
人事とはよく、「孤独な仕事」と称されてしまいますが、大変さはもちろん感じていますが、孤独感は感じたことはあまりないかもしれません。
組織って複雑で大変だけど、面白い(2022年8月)
新しい人が入ることで新しい風を入れてくれる。
この時期からインターン採用に力を入れ始め、採用要件の見直しや採用媒体の選定、運用が本格的にスタートしました。
コンピテンシーという行動特性の分析からestraの組織に合う人間をより選びやすくなる面接はどのように実施すれば良いのかを考えて実行する日々。
はじめは、試行錯誤の連続で悩んで行動しても結果が出ない時期もあり大変でしたが徐々に結果が現れ始めた時は純粋に嬉しかったです。
トライ&エラーを重ねた先にあるもの(2022年10月)
力を入れていた採用が軌道に乗り始め、新しいインターン生を6名採用
することができました👏👏
(入社承諾してくれたインターン生のみんな、本当にありがとう)
これも現場と連携しながら進めていけたことが成功の一番の要因だと思っています。(協力いただいた皆さん、本当にありがとうございます。)
失敗続きでトライ&エラーを繰り返した結果、組織開発を進められたことは今となっても大きな自信として自分を支えてくれています。
【今後の抱負】高い視座とブレない軸を持って俯瞰して物事を見る(2022年11月〜XXXX年)
そんなこんなであっという間に1年が経ちました。
1社目を早期退職、そこからすぐにフリーランスとして活動した異色の経歴を持つ人間をestraは快く迎え入れてくれたからこそ、今の自分がいます。
estraに入ったからこそできるようになったこと、学べたことが数えきれないぐらいあります。
ここから1年先のことなんて自分もわかりませんが、estraに入るときに自分で決めたルールがあります。
「会社の看板を外しても一緒に働きたいと言われる存在になること」
それを体現するためにも2年目はもっと視野を広く、今までプレーヤーしか経験しなかった人間がさらに成長するためにはマネジメントの視点を持って仕事をしていきたいです。
estraにはすごく仕事ができる人ばかりです。周りに負けないようにバリューを出していくこと、自分の成長には常に真摯でありつつストイックでいることは引き続きやっていきます。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも一人の会社員としてはもちろん、estraのメンバーとして邁進して参りますので今後とも応援よろしくお願いいたします。
奥田