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ローズマリーの赤ちゃん~映画の話
映画通でもないので、解説だの考察じゃなくて感想文ですよ。
怖い映画にも血がドバーとかオバケ出るとか、いろいろタイプがありますが、この映画はひたすら不気味で不安で気持ちが悪いです。
日本の怖い映画ではこの感じって無理だと思いました。だって「悪魔」っていう概念がありませんから。欧米の文化はこういった映画とかで想像するしかないのですが、この映画を見ていると悪魔って概念は欧米人、というかキリスト教圏の人の心の奥底に染みついているんだろうなと感じます。
悪魔の概念を持たない日本人からすると、この気持ち悪い映画はホラーなのか、オカルトなのか、それとも後から種明かしされるサスペンスなのか、よくわからないまま進んでいきます。そしてジワジワと追い込まれていく不愉快さ。
見どころはそのジワジワ不愉快なんですが、ミア・ファローの可愛らしさも良いです。そしてジョン・レノンのファンとしてはダコタハウスが舞台というのも良いです。
面白いので、とてもおすすめです。