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−白群− ひなたぼっこ
(ネガティブです。ご注意)
ぼくは、ひなたぼっこが好き。
おだやかな天気の日に、お日様にあたりながらぼーっとするのは、とっても平和な時間だと思う。
音楽をききながらお散歩したり、だれかと一緒にひなたぼっこしたりするのもいいけれど、
ぼくは、ひとりで何にもせずに、ただぼーっとするのがいちばん好きなんだ。
そうしている間は、なんにも考えないでいいから。
自分が何者であるかとか。何をしなきゃ、どう振舞わなきゃとか。生きる苦しさとか。日々頭の中を駆け巡るいろんなことから解放されて、
地面の上の、水とタンパク質と脂肪とその他になれる。
本当は、もうそのまま、なんでもない水と二酸化炭素とその他になりたいんだけど。
しばらくすると、あぁがんばらなきゃな、って思って、ぼくに戻ってしまう。
がんばりすぎるから生きるのがしんどいんだって、最近分かってきた(分からせてもらった)けど。
今までずっとがんばってきたから、がんばらないって何だろうって思って。
がんばらないことをがんばっちゃうんだよね。
ぼくは、ぼくとして生きることがとってもつらいし、怖いんだよね。
いつか、ぼくがぼくを愛してあげられる日は来るんだろうか。
【白群】びゃくぐん
やわらかい青。
ひなたぼっこしたくなる日の空ってこんな色だよね。