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バッハ、無伴奏バイオリン・ソナタ用スピーカーか?
この冬にN響のコンサートに行きたいと思いカミさんとネットで調べていたら、去年コンサートマスターになった郷古廉さんのCDが目に留まった。イケメンという事もあり、カミさん自らCDを購入して、これをかけてと渡されたのは、バルトークとバッハのバイオリンの楽曲。
現在気に入って聴いている2L、密閉型スピーカー(ONTOMOで購入したPW80+PT20のセット合計3,000円未満)で好みのバッハの無伴奏バイオリンをかけ始めたら、これがとっても良い高音の伸びで気持ちが良くて絶賛!
カミさんが、やっぱり郷古さんの音色はいいなぁというのだが、私は、このPW80+PT20、2L密閉型は、バイオリンに最適だなぁなんて思いながら聴いていた。
このスピーカーは、無伴奏バイオリンに最適な音を出すのではないかと益々この箱のポテンシャルに期待が上がっている。
早速、シゲッティの無伴奏バイオリン・ソナタ全集(レコード3枚)を取り出して聴いてみると、以前聴いた時の印象と違い、俄然聴いていて気持ち良い。カミさんも、高音の伸びがいいねぇと賛同してくれた。
まあ、ダメ耳ジジイの感想だから当てにはならないけれど、階下で聴いていたカミさんの高評価を考えると、まんざらでもないのかもという思いも!
実は、昨日木工所でこのスピーカーボックスに付け足すべく、共鳴管式のサブウーファーを作成し始めようと、材を物色していたのだが、一旦思いとどまって、また、自宅で構想を練り直し始めた。
密閉型スピーカーの良さをそのままに、低音を増強するためにサブウーファーを作ろうと考えている。
サブウーファーをどのようにして付け足すべきなのか?という技術的な事がわかっていないので、もう一度、ネットで調べ直す事にした。
サブウーファーを一台追加するためには、どうやら左右の音源を合成すべくオペアンプの反転増幅回路を使った加算器を使うようである。そしてその後に、ローパスフィルターを入れて低域のみ出力するようにする。その後、ボリューム調整、位相の変換などの機能を経由して、最後にバッファー回路を使いスピーカーへ電力を供給するという仕組みのようだ。
私の場合、真空管アンプを基本としてオーディオを学んできたので、オペアンプと言われてもさっぱりの世界である。
以前、一度Mitsuharu.Aさんの設計による12Vの低電圧で作るハイブリッドアンプを作った事はあるが、トランジスタ、ましてやオペアンプは未知の世界である。
先ほどの加算器なるものを真空管でできないものかと、ネットで調べてみるが、そのような情報に行き当たらない。
とするならば、また、新たなチャレンジで、オペアンプというものを少し勉強してみる事にしようかと、安楽椅子にどっしりと腰を据えてネットの中をさまよっている次第である。
いずれにしても、この無伴奏バイオリン・ソナタ用のスピーカーを、大編成の交響曲でも聴けるようなシステムに変える事ができるだろうか?というチャレンジにワクワクし始めている。