かなり復活したレコード盤
今日、散歩に出かけた先の、レコード店で、100円レコードを、7セット買ってきた。
おしゃれで若者向けのショップで、扱っているのは、オヤジにはわからないようなジャンルがメイン。それが幸いして、そのような場所では、クラシックのレコードの価値はただ同然のようで、端っこの方で皆100円で売っているので、ちょくちょく行って買ってくる。
しかしながら、さすが、100円なので、クオリティは、期待できない。
パッと見た目ではわからないが、針を落としてみると、いきなりチリチリ言い出して、音も結構割れて再生されたりする。そして、途中で針飛びが頻繁に発生する。飛んでも先に進めばまだ良い方で、同じところをぐるぐる回り出す始末。
しかし、ここで諦めないのが、私の良いところ。結構な割合でそれらの問題をクリアできると考えている。
このネタは、前にも書いているけど、今日もまた、同じ経験をしたので、改めて投稿!
お茶の水あたりで買ってきた、レコクリンなる水のような液体をレコード盤に数滴垂らし、フェルトのクリーナーや、カミさんにもらった化粧用パフなどで、ダメ元でゴシゴシ、ぐるぐると、水分が飛ぶまでレコード盤の上を擦る。
そして、一番安い針に取り替えて、何回かレコードをかけていくうちに、だんだん音の品質が改善してくるから不思議なものだ。
同じところをとぐろ巻いていた場所もクリアし、その他の、針飛びも解消。そして、初めからプチプチ言っていた音も、だんだん少なくなって次第にあまり気にならなくなってくる。プチプチは、レコード盤の傷というより、静電気の帯電のせいだったように思う。
何回か回しているうちに、安針の周りには、埃がまとわりついてくるので、頻繁に針先の掃除をしてあげる事も重要。針先の掃除は必ずカートリッジを外して、丁寧にクリーナーで掃除する事が大事。30倍ルーぺでみると肉眼では全く見えなかった垢のようにこびりついた埃が見える。
そうこうしているうちに、聴くに堪えるようになったら、ようやく、MC針のプレーヤーへ移して聴けば、100円の価値が数倍に跳ね上がった気分になるのでお得感がある。
そんな苦労してクリーニングしたレコードでも、全くダメなものも中にはあるので、その場合は諦めるしかないけど、、、
皆さんの大事なレコードでは、このような事は絶対にやらないでくださいね。あくまでも、100円で買ってきた、ダメ元のレコードに対する対処法なので、、、
そして、皆さんが持っている、高価な針で溝掃除なんかしないように!針の寿命が短くなる事請け合いです。
そして、あくまでも自己責任で!