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60年代風真空管ステレオ作成プロジェクト

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1960年代のステレオは、電蓄と言われたそれ以前のゴツいものと違い、両端にスピーカーを配してコンバクトにまとめた、ラジオとレコードプレーヤーが一緒になった、お洒落なデザインで、サ…
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#プリアンプ

60年代風ステレオセット作成-調整が難しい

60年代風ステレオセット作成-調整が難しい

総合真空管アンプの回路は、とりあえず問題がなく音が出る事は確認した。
がしかし、音が出るのと、最適なセッティングで仕上げるという事は、全く違うという事を痛感している。

問題点1:
出力の音が小さすぎる。

レコードからの微弱な信号を6AU7→CR型フォノイコ→6FQ7(SRPP)→6CS7(2段シングルメインアンプ)の構成で能率の悪いスピーカー(84dBあたり)で出力するとニアフィールドで聴いて

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自作60年代風ステレオセットの構成要素を考えてみた-中身のイメージ

自作60年代風ステレオセットの構成要素を考えてみた-中身のイメージ

前の投稿では、外観のイメージを書いてみた。

今回は、肝心な中身!つまり、アンプとスピーカーの構成要素について考えてみた。

1.レコードプレーヤー
これは既に完成していて、MMの針が33.3回転のレコードの信号を読み取り3mVぐらいで出力してくれるところまでを担当している。

2.フォノイコライザー
レコードプレーヤーからは、MM型針を想定した場合、信号は3mVほどで出力される。そして、その信号

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