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かぐわしい春の夜明けを待ち望み、今か今かと眠りに耽る私ではございますが、細々と書き綴る日々を送っております。 そういえば自作を書いていたのに、最近ここでまったく報告していなかったと気づきまして、今回は今年になって公開した小説を報告したいと思います。 ①神隠し友人に誘われ、野立貴千《のだてたかゆき》は神社に行くことになった。そこは髪を梳く際に願いを念じた櫛を供える変わった神社だった。 罰当たりにも、立ち入りが禁止された神社に隣接する森に入る計画を企てていた。 どうにか侵