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ミニ四駆の軸受けベアリングのおはなし

どうも、KATSU ちゃんねる です。

今回は ”ミニ四駆の軸受けベアリングのおはなし" ということで紹介していきます。

ベアリングは日常生活のいたるところで使用されています。

そしてミニ四駆にも沢山のベアリングが使われていますが、そもそもなぜベアリングが必要なのでしょう?

■ミニ四駆のベアリングの必要性

ミニ四駆はモーターの動力をギヤを使ってタイヤまで伝え、タイヤと地面の摩擦で前進するのが大まかな仕組みです。

この時タイヤにはモーターの動力が100%伝わっているわけではありません。

なぜかというと、ギヤ・ペラシャ・シャフト軸部のそれぞれの摩擦により動力エネルギーが消費されているためで、いわゆる "駆動ロス" が発生しているためです。

つまりこの "駆動ロス" を最小限にすることがミニ四駆の速度アップに直結するのですね。

そこで必須アイテムがシャフト軸受けのベアリングになります。

ベアリングは軸の内部に鉄球が入っていて、軸がスムーズに回るので摩擦抵抗を最小限に抑えてくれます。

タミヤのほうから軸受け用のベアリングとして何種類か発売されているのでひとつずつ紹介しますね。

①丸穴 ボールベアリング4個セット

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まず始めに紹介するのは "丸穴 ボールベアリング4個セット" です。

この商品は第二次ブームの時にはすでにあり、今でも販売しているロングセラー商品です。

軸受けベアリングの中では値段が一番安いタイプで、初心者の方はまず軸受けを選ぶならこちらがおすすめです。

ただし、ベアリングの精度はあまりないのがデメリットですね。

②六角穴 ボールベアリング4個セット

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次いては ”六角穴 ボールベアリング4個セット” です。

こちらのベアリングの性能は "丸穴ボールベアリング" と同等ですが、軸部がシャフト形状に合わせた六角形状です。

そのため吸い付くように回転しますが、タイヤの衝撃をもろに受けてしまうので個人的には故障が早い気がします。。

ちなみにベアリングの精度はも "丸穴ボールベアリング" と同等です。

③HG 丸穴ボールベアリング(4個)

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この軸受けベアリングは2018年末に発売された近年のベアリングです。

上記2つのベアリングに比べて精度が非常によく、ガタも少ないのですがその分価格は高めです。

私も購入してレビューをYoutubeに上げていますので詳細は以下をご参照ください。

④AOパーツ 620ボールベアリング 2個セット

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ミニ四駆レーサーの中で一番人気があるのは "AOパーツ 620ボールベアリング 2個セット" です。

このベアリングは通常商品ではなくAOパーツ(アフターパーツ)で販売されています。

現在はミニ四駆を扱っているお店では簡単に手に入るようになりました。

2個セットで販売のため、4個そろえるためには2袋購入しなければなりませんが、価格的には ”HG 丸穴ボールベアリング” と同等くらいです。

もちろんベアリングの精度も非常によく耐久性も高いですね。

ただしベアリングの外径がシャーシの軸穴径に比べて少し大きいので、取り付けには注意が必要です。

【番外編】フッソコート 620 スチールベアリング

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番外編として "フッソコート 620 スチールベアリング" を紹介します。

こちらはボールベアリングではないのですが、摩擦抵抗の少ないフッ素樹脂配合のメッキ加工が特徴です。

そして価格も安いので、”***円縛りレギュ” 等の特別レギュレーションで活用することもできますね。

以上で ”ミニ四駆の軸受けベアリングのおはなし" となります。

ベアリングの改造にはベアリング内部のグリスを除去して摩擦抵抗を極限まで減らす ”脱脂” があります。

ただしベアリング内部のグリスがなくなることで機械的耐久性が低くなりますので、そのことを念頭においてベアリングの改造はしていきましょう。

それだはまた次のブログで。

●プロフィール

ミニ四駆第二次ブーム世代

ミニ四駆復帰:2014年10月~

戦績:タミヤ 2016 New Year GP 広島大会 オープンクラス 3位

Youtubeチャンネル:


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