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おひとり様の老後 親の介護 それぞれの事情

ケアマネージャーとして担当
しているある親子の親が救急搬送されて
入院になった。

今までも何度か入院にはなって
いたが何かとトラブルを起こして
退院していた。

今回はちゃんと治療して自宅へ
戻れるようにとご家族も納得は
したようだ。

とはいえ、仲が良すぎるまたは
共依存の親子関係だと離れ離れ
になるのが辛いという場合もある。

スピリチュアルでいう
「インナーチャイルド」が癒されて
おらず、中高年という年代になっても
共依存が取れない親子がいる。

なぜそうなるか。
「三つ子の魂百まで」
ではないが、幼少期に親や家族から
厳しい仕打ちをされたりトラウマが
残るような出来事が心に組み込まれて
しまっていて、それを心から剥がすのは
並大抵の作業ではない。

そもそも、自分がトラウマが原因で
インナーチャイルドが傷ついている
ということに、気づかない人もいる。

人は人でしか癒せないがお互いの
境界線が曖昧だと、それが見えない
負担と苦痛を生んでしまう。

ケアマネージャーの仕事を通して
家庭の中に家族の一員のように
入り込み、介護サービス等を
マネジメントしているが、複雑な
家族関係を把握しておかないと
ご本人にとって必要最低限の
サービスも拒否などにより届かない
可能もある。

世の中が複雑化しているのと
合わせて人間関係も複雑化している。

特に密接な関係の家族だと余計
複雑になっていると思う。

人間は歳を重ねて高齢者になって
様々なことが衰えていく。

それを踏まえて介護が必要になった
時の家族関係をどのようにして
改善していくかを考えることで
介護のやり方もより良くなって
いくような気がした。

一歩前へ行けると良いのだが。(o^^o)




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