すずめ

東京で社会人をしています。 好きなことや好きなものや好きな人 それにまつわる出来事たちについて 覚えておきたくてはじめました。

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東京で社会人をしています。 好きなことや好きなものや好きな人 それにまつわる出来事たちについて 覚えておきたくてはじめました。

最近の記事

なんだかんだ言って僕らは他人で

ゼクシィってあるじゃないですか。 あれめちゃくちゃ重いんですよ。 気持ちとかじゃなくて物理的に。 たまたま私が買った2ヶ月が2ヶ月とも重かったのか。 それとも毎月重いのか?毎月増刊号なのか?と疑問は募るばかりです。 しかもめちゃくちゃ重いのに300円なんですよ。 付録も付いてるのに300円なんですよ。 今回なんてミッフィーの鍋つかみセット?みたいなやつがついてきたんですよ、ちゃんと可愛いし。すごすぎる。すごすぎてもはや怖い。 ゼクハラなどという言葉がありますが、300円でこ

    • 子供より親が大事、と思いたい。

      太宰治「桜桃」の一説。 6月になるといつも思い出します。 子供より親が大事、と思いたい 6月はわたしにとって大切な太宰治月間(?)なので、Bar十誡でやっている太宰治のアフタヌーンティーに行って参りました🫖 これでもか!というくらいさくらんぼをいただくことができて有り難きハピネスでした 贅沢素敵空間でした、 わたしはこういう時間のために歯を食いしばって働いている、、、 向かう電車の中、「父」を読みました。 太宰自身のことを書いているのか 創作としての作品なのか そのあ

      • 自称美しい人はより美しく

        クラシックホテルが好きです。 日光金谷ホテルとか、ホテルニューグランドとか、万平ホテルとか。 ずっと憧れてはいたけれど、なかなか行く機会に恵まれず。 いつかは行きたいと思いを巡らせていたところ、 わたしの誕生日祝いで連れて行ってくれるとのこと! もう嬉しくて嬉しくて、毎日のようにホテルの写真を見たり、 ワンピースを新調するなどしてその日を待ちました。 連れて行ってもらったのは、 横浜にある「ホテルニューグランド」! 実はわたしがいちばん憧れていたのはこちらのホテル。 「ホ

        • 本当のことを言えば毎日は

          友人と居酒屋でご飯を食べていたら、 「思い込んだら命がけ 男のここ〜ろ〜」という歌詞が耳に入ってきた。 思わず「太宰の好きな歌だ!」というと、 「そんなことよく知っているね」と笑われた。 朝起きると、恋人が家を出る準備をしていた。 壁時計を見ると、彼が昨日言っていた時間よりもずいぶん早い時間だった。 珍しいこともあるもんだなあなんて思いながらまたうとうとしていた。 少しして準備を終えた彼が部屋に戻ってきたので、 「ずいぶん早いのねぇ」と声をかけると 「あ、壁の時計止まってる

          私ばかり幸せでごめんなさい

          「私ばかり幸せでごめんなさい」 これは、蜷川実花監督『人間失格 太宰治と3人の女たち』の中で、 二階堂ふみ演じる富栄がつぶやくセリフである。 富栄が書いていた日記は、 『太宰治との愛と死のノート 雨の玉川心中とその真実』 というタイトルで書籍化されている。 この記事の題にしている「私ばかり幸せでごめんなさい」は、 実際は「私ばかりしあわせな死に方をしてすみません」と書かれているから、 映画と日記ではニュアンスが少し異なってるような気もする。 初めてこの言葉を目にした時、

          私ばかり幸せでごめんなさい

          夜にしがみついて朝で溶かして

          「ちょっと思い出しただけ」を観た。 「このまま時間が止まればいいのにな」って思う瞬間が誰にでもあるのだなと 感じた映画だった。 松居監督が「きっと花束みたいとかいろいろ言われるんだろうな」と言っていたけれど、確かに観た後は「花束みたいな恋をした」を思い出した。 映画の始まりがコロナ禍(現在)のシーンであったことをはじめとして、 「ちょっと思い出しただけ」の方がよりリアルに感じる部分が多かったかなあと思う。 伊藤沙莉さん演じる葉と池松壮亮さん演じる照生が、すごくすごくリア

          夜にしがみついて朝で溶かして

          イライラするよりキラキラしてたい

          「言いたい放題言われて 言い返す言葉もないけれど イライラするよりキラキラしてたいから」 クリープハイプの「明日はどっちだ」の歌詞の一節。 この曲を初めて聞いた高校生の時、 社会人になったらこの歌の意味がわかるのかなと思っていた。 結論から言うと、わかる。 めちゃくちゃわかる。痛いほどわかる。 尾崎世界観と肩組みながら歌っちゃいたいくらいわかる。 「感情の行き着く先は満員電車に揺られて がんばれアタシ 明日はどっちだ」 わかるよ〜! 「飼い慣らされてるわけじゃないけ

          イライラするよりキラキラしてたい

          自分で言うのはなんだけど、愛の力ってすごいかも

          自分で言うのはなんだけど、 今まで生きてきて、大抵の事は頑張らなくても、平均かそれよりちょっと上くらいのクオリティを保ってきた。つもり。 そんな風に思って生きてきた私にも、 唯一苦手なことがある。それが裁縫。 とにかく不器用な私は、小学校の家庭科の時から本当に裁縫が苦手。 真っ直ぐ縫えない、縫っちゃいけないところを縫い合わせちゃう、いつも糸が絡まる、指を刺さない日はない、そんな感じ。 マネージャー時代にはお守りも、ミサンガも作ったけれど、全然上手にできなかった。 不器

          自分で言うのはなんだけど、愛の力ってすごいかも

          花束みたいな恋をしたい

          ずっと観たかった映画がついに公開した。 脚本が坂元裕二さんで、監督が土井裕泰さんというのを見て、「カルテットだ!」と思った。 制作が決まったというネットニュースを8月の終わり頃に見てから、絶対に見ようと決めていた映画だった。 『花束みたいな恋をした』 観た時に感じたことやこの気持ちを、忘れないうちに書き留めておくことにする。※ネタバレを含みますので、観る予定のある方はご注意くださいね。 --------------------✂--------------------

          花束みたいな恋をしたい

          2021年も、太宰と私

          どうして休みの日って目覚ましもかけていないのに 早起きしてしまうんだろう。 目を覚ますとまだ6:30。 二度寝しようにも全く眠くないので、 そのまま起きることにした。 コーヒーを淹れたり、顔を洗ったりしているうちに 窓の外からオレンジ色の光が差してきたので、 ベランダに出てタバコを吸いながら 今日は何をしようか考えた。 天気もいいし、外に出ようかな。 そうだ、三鷹に行こう。 ふと思いつき、慌ただしく準備をして、 バスと電車を乗り次いで三鷹へ向かった。 バスの中で「三鷹

          2021年も、太宰と私

          2021年は、

          あけましておめでとうございます。 2021年。よし、素敵な1年にしよう。 毎年毎年元日に1年の目標を立てているはずなのに、 おわりになると全部忘れてしまっている。 だから、今年はここに書いておこうと思う。 1.髪を伸ばす すずめちゃんになりたくて髪を切ってから、 ずっと短い状態が続いていた。 楽だし、なんと言ってもわたしはボブが似合うし、 伸ばそうと思っても切ってしまうので、 もう4年近く短い状態が続いている。 結婚の予定は全くないけれど、 ふと、結婚式をあげる時はロング

          2021年は、

          2020年を振り返ろう

          まったく仕事が納まる気配がないけれど、 2020年を振り返ってみる。 コロナ禍で変化を余儀なくされたことを 差し置いても、変化の多い年だった。 1番大きな変化は、異動になったこと。 本社に移動になり、今までやっていた仕事とは 全く違う仕事をする毎日。 今年の2月頃、仕事を辞めたくて辞めたくて 泣きながら仕事をしてた。 転職活動も、辞める準備もしていたのに、 コロナの影響で営業なのに在宅で仕事をしたり 新卒のOJT担当になったりしているうちに あれよあれよという間に秋になっ

          2020年を振り返ろう

          プラタナスの葉っぱ

          13時に待ち合わせをして、 着いて早々2人で喫煙所を探したけれど どこにも見つからず、 腹ごしらえをしようということになった。 お昼をたべてまた喫煙所を探していると、 いつのまにか目的地の近くに着いてしまったので、 この街の素敵なところを話しながら宿泊先に向かった。 15時にチェックインをして、ようやくホテルの喫煙所でタバコを吸うことができた。 少しの間ゴロゴロゴロゴロして、 寝てしまう前に支度を済ませて目的地へ向かった。 私たちは目的を果たしてから、薬局とコンビニ、

          プラタナスの葉っぱ

          恋人と私

          私の恋人は、とても優しい。 私の名前を呼ぶ声も、髪を撫でてくれる手も、 言葉が、仕草が、全部が優しい。 きっと、いろんな優しいをかき集めてできた人なんだと、私は思っている。 彼は、付き合った日にお花をくれた。 私は、これまでの人生で、男の人からお花をもらったことなんてなかったから、とても嬉しかった。 一緒にいるだけで、声を聞くだけで、 ニコニコニコニコしてしまうし、 何度会っても、目が合っただけでときめいてしまう。 私は彼のことが大好きだ。 突然だが、私は上の歯を見

          恋人と私

          カルテットと私

          2017年の1-3月期にTBSで放送していた、 「カルテット」というドラマが私は大好きだ。 偶然(?)出会った4人組がカルテットを組み、 軽井沢の別荘で一緒に生活するという話。 普段ドラマを見ない私も、 小学生の時にずっと見ていた「花より男子」ぶりに ハマってしまった。 いわゆる「ダメな人」と言われるような4人が集まって、みんなでみんなを許しあっているところが好きだった。 中でも好きなのは、満島ひかりさん演じるすずめちゃん。 すずめちゃんは、寝ることが大好きでどこでも寝

          カルテットと私

          太宰治と私

          私は太宰治が大好きだ。 志が低すぎるかもしれないが、太宰治の書いた作品をテーマにした卒業論文が書きたくて大学に入った。 残念ながら、大学の授業で太宰治のことについて学ぶ機会はなかったが、卒業論文を執筆するなかで、知らなかった太宰治をたくさん知ることができた。 完成には3ヶ月くらいを費やし、毎日毎日太宰治に関する本や参考文献とノートパソコンを持ち歩いた。 女子大生にありがちな(私の周りだけかもしれないが)母親のブランド物のバッグを我が物顔で持ち歩く、ということを私もして

          太宰治と私