【お金の勉強】知らなきゃ損する社会保険(年金保険編)
基本的に後で紹介するYouTube動画や記事の情報ですが、自分自身に関わる部分を中心に抜粋してまとめてみたいと思います。
社会保険における年金保険にはいくつか種類があります。
本当に基礎中の基礎みたいな話ですが、僕自身この動画で学ぶまではなんとなく聞いたことがある程度なのに、何故かわかった気になって恥ずかしながら30代後半まで過ごしてしまいました。
毎月の給料の中でもかなりの割合(約30%!)をガッツリ持っていかれてる社会保険料のことをこれまであまり考えてこなかったのは、考えたところで引かれる金額が減らないことと諸々引かれた状態で口座に入金されるのであまり払ってるという認識がないからだの思います。
国民から均等にお金を取るためにそもそも引かれることを疑問に感じさせないという巧妙な仕組みにまんまと乗せられているんですね。
ということで主な年金保険の種類は下記3つ。
<年金保険の種類>
1階:国民年金
2階:厚生年金
3階:確定拠出年金・企業年金
よく年金制度は階層構造で説明されていて、3階建ての構造と言われているようです。
構造自体もあまり理解していませんでしたが、自分自身で具体的にいくら受給できるのか全く把握しておらず、にもかかわらず将来の為に貯金をしなきゃとなんとなく思いながらも子供達にお金がかかって貯金は後回しという状況がここ数年続いていました。
こちらの記事にもありますが、自分の受給額を把握していないのは僕だけではないようで40代でも7割を超えているそう。
貯金をするにしても闇雲にやるより、具体的にいつの時点でいくら必要になるのかを把握した上で、適切に資金配分をしていくことがこれからの人生必要なように感じます。
前置きが長くなりましたが、少し年金のことをまとめてみました。
1階:国民年金
これは会社員だろうがフリーランスだろうが基本的に支払っていて、もらうことのできる年金。払う金額ももらう金額もみんな一律で基礎年金と言われることもあるようです。
国民年金を満額(※)納めた場合、年間の受給額は約78万円(令和2年度現在)となります。
※満額=20〜60歳の40年間フルに保険料を支払い続けた場合
僕は大学時代の2年間は両親に払ってもらっていましたが、在学中は申請すれば納付が猶予される(免除ではないので後で保険料を追納する必要あり)こともできるそう。
なので、我が家では僕は今のところ満額もらえる見込みですが、妻は学生時代+一時期仕事をしていない時期に数ヶ月の未納期間があるようなので満額はもらえなそう…。
詳しい支払い状況や受給見込額は毎年届く、ねんきん定期便で知ることができるみたいです。(今までなんとなく届くハガキを見てましたが、そんなこと書いてあったっけ?って感じなので今年はちゃんとみようと思います…)
年額78万円ということなので1人あたり月額6.5万円。家のローンを払い終えていても、子供達が巣立って食費が減ったとしても夫婦2人で最大13万円/月では心許ないということだけはわかります。
2階:厚生年金
厚生年金は会社員や公務員であれば誰でも強制的に加入する年金で、国民年金に追加して受給できる年金です。
ごく普通の会社員のぼくは、国民年金と共にこの厚生年金も給料から差し引かれているので、そもそも2種類引かれてたんだ…といった感じです。
厚生年金は国民年金と異なり、所得に応じて支払う金額ももらう金額が変わるもの。つまり高所得の方が多く払う分、もらう金額も多くなると。
そしてこの厚生年金の受給額の見込み額はざっくり下記で算出可能とのこと。
勤続年数×期間中の平均年収×0.005481
現役で働いている中で生涯の平均年収がどれくらいになるのかがよくわかりませんが、平均受給額としては年間約120万円程度とのこと。
国民年金と合わせて年額約200万円となります。
我が家は共働きですが、一時仕事をしていない時期があったり3度の出産を経て、働き方に制約がある妻の受給額は平均より少ないことを想定すると年額300万程度と想定して老後に必要なお金がどれくらい必要なのか、年金をもらう年齢になるまでに確実にしておくこと(住宅ローン返済とか)を明確にしておこうと思います。
3階:確定拠出年金・企業年金
いろいろと動画や記事などを参照していますが、なかなか上の2つと一緒に語られているものが少なかったので認識が間違ってるかもしれません。
この3階部分は、会社員・フリーランス問わず加入することができる確定拠出年金(個人型=iDeCo)と企業が福利厚生として一定程度費用を負担して運用する確定拠出年金(企業型)、退職金代わりの企業年金(企業型確定拠出年金との違いがいまいちわからないですが、ひとまず我が家には関係なさそうなので無視)があります。
1階2階の強制的に加入するいわゆる公的年金とは違い、それだけでは足りないので自ら老後に備えるという私的な年金のことで、老後2000万円問題は政府がこの3階部分をしっかり準備しないと国は守ってあげないよ、という警笛なようにも感じます。
そのバックアップとして、非課税で老後資金の資産運用が可能なiDeCoを作ったのだと。
我が家は正直、この3階部分には未着手。というのも今を生きるので精一杯なうえ、60歳までは原則使えないというのも子供3人を今後育てていくには心細いと思っているからです。
そんな中、たまたま4月から組織が大きく変化する我が社でも福利厚生の一環として企業型確定拠出年金が導入されるとの噂。
まだ説明会を受けていないのでどんな内容のものなのか(確定拠出年金なのかどうかも定かではない)わかりませんが、説明会を前に勉強しておいてよかったです。
年金保険を含む社会保険料は年々増えています。これは少子高齢化によって働く世代が支える高齢者が増えているので致し方ない部分もありますが、一方で年金の受取額は減り続けているという現実がある中ではやはり公的年金だけをあてにしていると、老後リスクに対応しきれないように思います。
だからといって公的年金を払わない(強制的に引かれてるので無理ですが)というのも少し違って、それはなぜかというと社会保険料は半額を会社が負担してくれているからです。
払う金額はあがってるしもらう金額も減ってるけど、それでも“ないよりあったほうがいいもの”なのかなと思います。
こういった補償が全くなければ全てが自己責任。気づいた時にはもう遅い…となっても最低限の補償は受けられる日本はやはり恵まれているんだなぁと今回の勉強を通じて感じました。
最後に、僕がこの年金保険を学ぶにあたって参考にした動画や記事をいくつかご紹介します。
書籍をきっかけに「リベラルアーツ大学」で日々学んでいます。お金の勉強を発端に人生についてまで考えさせてくれるコンテンツなので、ここで学んだことを自分仕様に整理してまとめる事で吸収していこうと思います。
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