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宇宙戦艦ヤマトの驚き(10/14補足あり)

連休中ということで夜更かしをしておりました。
連休中でなくてもするくせに何を言う。

実はリアルタイムでは見ていませんでした。宇宙戦艦ヤマト。
50周年記念ということで、第1話~第5話が、(期間限定かもしれませんが)YouTubeで観られるようです。

驚いたこと。艦長「沖田十三52歳」。

わしより若い!

事業主iijiman

1970年代に構想されたアニメですが、当時、小学校の校長先生って、55歳が定年だったのではないでしょうか。52歳というと、「最後か、またはあと1校赴任したら、定年かな」でした。

もう一つ。
宇宙戦艦ヤマトは「地球の回復」という任務を遂行するのに「なぜ乗組員が全員日本人なのか?」宇宙戦艦ヤマト艦内における公用語は日本語だったのか?なぜ日本なのか?なぜ日本人なのか?
しかし、観て感ずるところがありました。それは、歴史的に「追い詰められてほんまヤヴァい」という局面になると「団結して尋常ならぬパワーを発揮する」のが日本人だから、ではないでしょうか?
そもそもヤマトが地球を旅立つ時、地球はガミラス星人によって攻撃され、地上は放射能で汚染され、人類は地下都市で生き延びていた、その地下都市もガミラス星人の攻撃でヤヴァくなってきて、その時ヤマトが旅立つ訳ですが、

ギリギリに追い詰められ、命の危機が迫るまでになっても、そこから驚異的な粘りと団結力して比類無きパワーを発揮する民族

たぶん

日本の近代史って、けっこう「あれは際どいところだった」が多々あったように思います。でも、それでも今、日本国はある。
だいたい戦争に大敗して、主要都市はみな焼き払われ、それで「無条件降伏」なんてしたら、無法地帯になって国中で暴動が起きてもおかしくないでしょう、なのに、玉音放送のあった日、そうではなかった。それどころか、宮脇俊三「時刻表昭和史」によれば、玉音放送を米坂線今泉駅前のラジオで聞いた後、「列車は定刻に運転していた」。

その後、近現代史に翻弄されつつも復興し、一時はGDP世界第2位。
この「追い詰められると団結して徹底的に危機に対処する」という特性が、「宇宙戦艦ヤマト」を完成させたのかもしれない。

他の国では作れない、とは申しません。イーロンマスクみたいな人が現れたら、米国発もあり得たのかも。しかしそのときは「宇宙戦艦ロナルド・レーガン」とかだったのかな?いやロナルド・レーガンは空母か。なら「宇宙戦艦ファルコンZ」とか。

その他には、

  • ヤマトってなんで機械式スイッチが多いん?機械式スイッチの中に金属片が入っていて「走行中に解放してしまいました」それは「地球新幹線」

  • そもそもヤマトの内装って何で出来てるん?

  • 「タッチパネルで敵を選択して発射」という発想がなかったんやな。

  • 大画面の平面スクリーンは、予算に糸目を付けなければ出来るかも。今は青色LEDあるから「青色LEDを開発したのも日本人」。

他には、艦長の発言に「専守防衛」を意識したものが感じられるなど、大人になってから観ると、色々発見がある感じでした。

(10/14補足)

パナマも協力してくれるかも。

(補足2)
ガミラス星人は「ガミラス星が居住できなくなるから」という理由で地球を移住先にしようとしていた、という設定もあるようです。
それって、地球人が他の星に移住しようとしたときに、同じ問題起きません?どうなん?イーロンマスク。


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飯島 正樹
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