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NISAやiDeCo積立中に死亡した場合の扱い
NISAやiDeCoは、税制優遇があって、とても有利な投資手法です。
もし、積立中に亡くなった場合、相続人に税制優遇のまま引き継げるのか?
つまり、NISA口座やiDeCoの口座はそんまんま相続されるのか?
答えはNOです。
税制優遇は、属人的なものであるようです。
NISA口座は、一般口座又は特別口座として相続されます。
相続発生時の時価が相続され、課税対象となります。
また、相続発生時以降の配当金は、相続人の所得税、住民税の課税対象となります。
一般的には代表相続人に一括で口座を移管することになるようです。
楽天証券の場合、相続に関する電話窓口がありますので、まずは電話してみることです。
窓口の連絡して先は、エンディングノートに書いておくべきことですね。
iDeCoは、遺族が死亡一時金として受け取ることになります。iDeCoそのものを相続することはありません。
死亡一時金は、相続税の課税額対象です。
同じようなに老後の積立をしていても、扱いは全然違うことがわかります。
ちなみにどちらが良いかというと、相続後投資資産が値上がりするかどうかで違いますから、一概に言えません。
投資をする限り、あらゆることを知っておいたほうがよいですね。
死亡した場合の扱いについても、これを機に知っておくと良いです。