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葬儀費用を知って、生きるためにお金を使おう

葬儀業界は、ぼったくりが蔓延していると聞いたことがあります。
真意のほどはわかりません。

聞いた話では、
◆故人の背丈は170cm未満で、標準サイズのお棺で見積したにも関わらず、お棺のサイズが小さいため、数万円増額。
◆故人の身体を洗って、服の着せ替えの作業。10万円。
◆互助会の会員にならない場合、祭壇料が25万円かかるからと言って、会員になることを勧められる。互助会セット価格は、必要のない項目もたくさんあるが、使わなくても定額。定額だから、費用が明朗といいながら、追加費用がたくさん発生する。
後出し方式のぼったくり。

繰り返しますが、真意のほどは分かりません。

最もぼられるのは、病院で急死して、急遽葬儀をすることになった場合です。
病院の勧めで、葬儀業者を決めたものの、次々と追加料金の提案がある。相場がわからないから、言う通りにする。
請求金額が破格になる。

葬儀は、安くあげれば良いと言うわけではありません。
しかし、故人が納得する葬儀を適性価格で執り行うことがベストです。
葬儀代の無駄なくして、生きている時に、生きたお金として使った方がよい。

終活では、葬儀について、気持ちよく送り出してあげられる範囲で適正な価格で計画しておくことを考えます。

まずは、複数の葬儀社を回って、話を聞きます。
費用について細かく聞き取りを行い、見積もりに含まれていないものを洗い出します。後出しの防止です。

複数の葬儀社で話を聞くと、必要なもの、不要なものがわかってきます。

どの葬儀社で、どの程度の葬儀を行うかが決まれば、互助会の会員になることを検討します。
割引制度があるので、お得な場合があるようです。

総予算はいくらになるかを計算します。
葬儀社の支払いのほかに、お寺さんへのお布施や戒名代、お車代が必要です。
火葬代も必要です。

総予算が決まれば、財源を考えます。
生命保険をかけるのか、貯金で賄うのか。葬儀社の互助会積立で賄うのか。

いずれの方法でも問題ありません。
ポイントは、必要以上に葬儀代にとっておかないということです。
残りのお金は、生きているうちに、自分のために使うことです。

葬儀代を貯めるために、生活費を削るとか、病院に行かないとか、生活に支障をきたすようなことがないようにしなといえません。
身体が動くうちは、旅行に行くのもよいです。

なんとなく葬儀屋を、決めて、なんとなく互助会で積立している場合は、今一度葬儀のこと考えてみるとよいです。

残された人生を有意義過ごせるかもしれません。


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